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期限を守る人、守れない人

「期限を守る」はプロとして当然のことです。もし自分「この作業は○○までに終わらせます!」と言ったならば、その言葉に責任を持って終わらせるべきです。

■ 期限を守る人と守れない人の違い

期限を守れない人の特徴は大きく3つだと考えています。

・計画と準備を疎かにしている
・作業見積もりが楽観的
・終わらせようという気持ちが足りない

1つ目の「計画と準備をおろそかにしている」ですが、そもそも計画と準備のタスクを考慮していない人がいます。必ず計画と準備の時間を設けましょう。そして計画と準備が不足しているから「計画外」が多発してリスケが繰り返されます。「計画外」を予防し、「計画外」が発生した場合の対策も併せて考えておくことが重要です。

2つ目の「作業見積が楽観的」については、「実作業以外に取られる時間もきちんと作業時間見積もりに含めましょう」ということです。話しかけられたり、電話がかかってきたり、メールを読んだり、トイレに行ったり。そういう非生産作業の時間が作業時間に含魔れていないケースをよく見かけます。

3つ目の「終わらせようという気持ちが足りない」については、精神論です。仕事で精神論はNGと言われますが、私は最終的には精神論になってしまうと思っています。

気持ちとして「なんとしてでも終わらせる!」という強い決意がある人は「どうやれば終わらせられるだろう?」と考えます。つまり「できる方法」を考えます。しかし、気持ちで負けている人は「できない理由」から言います。

前者の場合は「こういう方法でやらせてください」のように「終わらせる方法」を言ってきます。ですので、私もそれに対して「だったらこうした方が早く終わるかもよ」のような建設的なアドバイスができます。

後者の場合は「思ったより作業が多かったので終わりません」「思ったより割り込みが多かったので終わりません。」などの「終わらない理由」を言ってきます。これは「遅延理由があるから私は悪くない」と言いたいだけです。

■ 意地と執念、気合と根性

仕事は不確定要素が多いものです。計画通りにいくことより計画通りに行かないことの方が多いと考えておく方が良いですね。

「だから期限を守り続けるなんて無理なんだ」と言いたくなるのですが、期限を守る人はいつも守っています。守り続けています。これは、意地と執念で終わらせようとする気持ちと苦難に立ち向かう気合と根性、このマインドがとても強い人なんだと思います。

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