残業のための残業はしない
私は残業が嫌いです。1分たりとも残業をしたくはありません。残業がなければやりたいことをやる時間ができますからね。しかし現実は年間1000時間の残業をしています。管理職なので残業代もありません。労働基準法なんてあるようで無いようなものです。
■ ムダな残業と意味のある残業
私はこのような状況でも、愚痴をこぼしたり、今の現状を他人のせいにしたり、環境のせいにしたりするのは嫌いなので、こんな中でもモチベーションは保てています。その理由は「残業のための残業はしない」というポリシーがあるからです。
私は残業には2種類あると思っています。それは「ムダな残業」と「意味のある残業」です。ムダな残業とは「今の遅延をキャッチアップするための残業」です。これを私は「残業のための残業」と言っていますが、仕事に追われるなんてモチベーションも上がらず苦痛でしかありません。
意味のある残業とは「未来の残業を減らすための残業」です。これはリスクを潰したり、作業効率化の準備をするために実施する残業です。
■ 仕事に追われるのではなく追う
未来の残業を減らすために以下5つのことを能動的に実施しています
1. 現状を把握する
2. 過去を振り返る
3. その2つから未来を予測する
4. その上で今何をすべきか?を考える
5. 考えたことを実行する
仕事に追われた状況は「やらされ感」があるため苦痛でしかありません。しかし、未来の残業を減らす動き方は仕事を追う状況です。自分から仕事を潰しにかかるとやらされ感は無くなります。
本音を言えば、やってられないと思うことも多々ありますが、忙しい状況をスキルアップのチャンスだと捉えて、昨日より今日、今日より明日の自分が成長できるように仕事のやり方を考えています。
■ 残業を他人のせいにしても辛いだけ
残業で苦しんでいる人は多いと思います。それを誰かのせいにしても改善はしません。理不尽なこともあると思いますが、考え方ひとつでマイナスにもプラスにもなります。どうせ残業するならプラスに考えた方がお得だと思います。
「今の残業が無駄ではなかった」と、未来の自分が思えるかどうかは、今の自分次第だと思います。
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