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相手の文化を尊重しよう

異なるチーム、異なる部門、支店、お客様などなど、自分がいる組織とは異なる組織とコミュニケーションするとき、なかなかこちらの意図が伝わらないということは多々あるのではないでしょうか?

■ 隣の組織には隣の文化がある

隣のチームなのか、他国の組織なのか、文化の違いの度合いは異なれど、自分とは異なる文化を持つ組織との摩擦は「育った文化が違う」ために起こるものです。こちらにはこちらの文化(やり方)があり、相手には相手の文化(やり方)があります。

この文化の違いによって「言わなくてもわかるよね?」という部分がうまく伝わっていないことが、うまくいかない原因になります。

■ 文化の押し付けが軋轢を生む

私は支店との共同プロジェクトで失敗した経験があります。支店よりも私が所属している本社の方が仕事になれていたこともあり、相手の文化を理解しないまま自分たちのやり方を押し付けてしまいました。

「それくらいわかっていて当然じゃないの?」という態度をとってしまったのですが、当然うまくいくわけはないですよね。

■ まず相手の文化を尊重する

その教訓から、私は改善策として「相手の文化を尊重する」ことから始めました。「明らかにあなたたちが間違っている!」と思っても、それはいったん許容して、相手の文化に合わせてどうやって自分たちの文化を取り入れてもらうか?を考えています。

その上で「自分たちはこうやるよ」というものを、やって見せて、体験してもらって「良かったら取り入れてみてね」くらいの言い方に留めておき、押しつけ感を無くすようにしています。

「文化的背景が違う」というのを前提に置くと「相手が自分たちのことを理解してくれていて当たり前」という考えがなくなり、相手を理解しようという気持ちも自然と湧いてきます。

結果、相手も自分たちの文化を受け入れる姿勢になってくれて、コミュニケーション摩擦は徐々に減っていくのではないかと思います。

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