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成功する確率は0.3%
「千三つの法則」というものがあります。
何かの賭けをしてうまくいのは1,000回のうちたった3回しか無い。
千の商談をしても話がまとまるのは三つしかない。
要するに「成功より失敗の方が圧倒的に多いんだよ」ってことです。人間は失敗することが当たり前で、失敗することは恥ずかしいことではなくて、失敗すること自体は全然おかしなことではないんです。
ただ、失敗の影響を小さくし、同じ失敗を繰り返さないための努力はしなければいけません。そこで今回は「失敗学」をご紹介します。
1. 失敗学とは
失敗の原因を究明し、同じ愚を繰り返さないようにするためにはどうすればよいか、という方策を追求・探求する学問
失敗学の基本的な考え方は以下4点となります。
・失敗を恐れず、試行錯誤する
・失敗を真正面から受け止める
・次の失敗の予防策を考える
・失敗を発展の糧にする
失敗楽とは、失敗に対する前向きな考え方を示している学問になります。
以下はエジソンの名言です。これも失敗学と同じことを言っているのかなと思います。
失敗すればするほど、我々は成功に近づいている
失敗学を端的に言えば「失敗しても前向きに考えよう」ということです。
2. 失敗10の原因
前向きにとはいえ、何も考えずに失敗していたら同じ失敗を繰り返してしまいます。失敗学によると失敗の原因は10個に大別されるそうです。
したがって「失敗の特徴」を抑えておくことで「失敗とうまく付き合っていく」ことが出来るのではないかと思います。
① 無知
失敗の予防策や解決方法がこの世にすでに知られているにも関わらず、本人の不勉強によって起こす失敗。
② 不注意
十分注意していれば問題がないのに、これを怠ったがために起こってしまう失敗。
③ 手順の不順守
決められた約束事を守らなかったために起こる失敗。
④ 誤判断
状況を正しく捉えなかったり、状況は正しく捉えたものの判断の間違いを犯したりすることから起こる失敗。
⑤ 調査・検討の不足
判断する人が、当然知っていなければならない知識や情報を持っていないために起きる失敗や、十分な検討を行わないために生じる失敗。
⑥ 制約条件の変化
始めに想定した制約条件が時間の経過とともに変わり、そのために思ってもみなかった形で好ましくないことが起こる失敗。
⑦ 企画不良
企画ないし、計画そのものに問題がある失敗。
⑧ 価値観不良
自分ないし自分の組織の価値観が、周りと食い違っている時に起こる失敗。
⑨ 組織運営不良
組織自体が、きちんと物事を進めるだけの能力を有していないケースでの失敗。
⑩ 未知
世の中の誰もが、その現象とそれに至る原因を知らないために起こる失敗。
「上記の失敗が起こりうるんだ」と考えることで、具体的な対策を考えられるようになると思います。「未知」に対しては難しいでしょうけど。。
3. 失敗を恐れすぎない
何かの目標を立てて行動するというのは子供の時からあったと思います。
・部活で優勝する
・テストで100点取る
・志望校に合格する
ほとんどが失敗だったと思います。でもその失敗で人生が終わることはありませんでした。今振り返れば「それをどう活かしたか」が重要だったのではないでしょうか。
千三つの法則に従うなら、1回の成功の裏には333回の失敗があるということです。言い換えれば1回の成功をしたければ333回失敗しなさいということになります。
つまり「失敗なんかいちいち気にしてはいけない」ということです。
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