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敬意はコミュニケーションの潤滑油

組織において最も重要なのは「ヒト」ですよね。ヒトがいなければ組織活動は行えません。しかし、いつの時代にもいると思うのですが、ヒトを大事にしない管理者っていますよね。

■ 敬意がない=ヒトを大事にしていない

私が思う「ヒトを大事にしない管理者」「部下に対して敬意を払わない管理者」です。常に上から目線であり、命令口調であり、偉そうな人です。「それって上司なんだから普通では?」と思うかも知れませんが、私の感覚は違います。

例えば、後輩であっても仕事をお願いするときは「お願いします」、お願いしたことをやってくれた時には「ありがとうございます」でいいのではないでしょうか。

私は人に対する敬意というのは誰であっても変わらないと思います。「仕事は命令だ」と言う人もいますけど、私は「お願い」とか「作業分担」という表現を使います。

なぜなら、チームで動いているのだから、各々が与えられたポジションを責任持ってやっているわけです。新人だって自分のできる範囲で頑張ってくれています。

■ 昔の体育会系のノリと今は違う

昔は「年上の言うことは絶対」という文化でした。「先輩の言うことは理不尽でも従え」みたいな体育会系のノリでした。でも最近はそんなの受け入れられないですよね。

今は昔に比べて「個」を尊重する文化になっているのではないかと思います。私が勤めている会社では「最近の若い人はメンタルが弱い」とか「ゆとり世代は〜〜〜」とか言っていますが、これがそもそも上から目線ですから相手の「個」を尊重していないんですよね。

ベストなコミュニケーションが何かはわかりませんが、少なくとも敬意を持って接してきたら、相手も敬意を持って接してくれるのでは無いでしょうか。敬意コミュニケーションの潤滑油になるのは、いつの時代も変わらないんじゃないかなと思います。

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