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スズキのディーラーで中古車購入し納車日当日に故障して死にかけた話

こんにちは、滝沢カリンです。

初投稿の自己紹介から2記事目で警備員と関係ない話です。

Twitterでもぼやいていましたが、タイトルの通り、スズキのディーラーで中古車を購入し、納車日当日にワクワクして車乗ろうとしたらハンドルとブレーキが効かなくなり、事故りそうになったお話です。

記録用にも啓発用にも、その経緯を詳しく綴りたいと思います。

この記事を読んだ方が、少しでも車の運転に気をつけようとか、車を100%信用してはいけないという気持ちを持っていただければと思っています。


車を買うことになったきっかけ

自己紹介記事にも書きましたが、つい2021年の4月まではずっと東京に住んでおり、急遽、両親の介護の関係で田舎の実家に帰る(定住する)ことに決めました。

田舎なので車社会なわけで、当たり前に1人1台なくてはやっていけません。

実家には母の車が1台ありましたが、私も警備バイトを始めたりと車が必要だったので、田舎に帰ってきて早々車を探し始めました。

東京ではレンタカーを借りて運転したこともあるとはいえ、車の運転には自信がなかったこと、少し急いでいるということ、車購入は初であることなどから、まずは中古車から、ということで母と一緒に色々と見て回ったんです。

そんなに車の運転に慣れているわけではないですが、東京で高級車ばかり走っているのを見ていたため、車を見るのも運転するのも大好きです。

そして本当は高級車が欲しいです。好みの車について語る記事も書こうかな。

まぁそれでも当然高級車なんて買えないので(笑)

中古車にマトを絞って探し始めたわけです。とはいえ、母からの忠告で、

「中古車を買うのは良いが、ちゃんとしたディーラーで買ってね」

とのこと。

正規ディーラーではなくそこらへんの中古車ショップで買ってしまうと、メンテナンスやサービスがあまり良くないイメージだから、らしいです。

確かに私もトラブルが起こった後にいろいろ調べていたところ、中古車トラブルの多くが正規店ではない中古車店でのエピソードでした。

中古車トラブルの情報ってめっっっちゃたくさん出てきますね(笑)


夢のマイカー

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5月某日、中古車を探し回り、私の住んでいる田舎のスズキディーラーで、やっと値段的にもお手頃で好みの車(予算内で妥当な)を見つけることができたので、その場で即決。

スペックは以下の通り。

スズキ スペーシアカスタム 黒
平成27年型
95000km走行
本体価格75万円

9万キロ以上走行しているのが少し心配でしたが、今まで見てきた中ではダントツ好みの条件に合っていたため、見つけた瞬間即決しました。

ドラレコ付けたり保険つけたりいろいろ上乗せで100万円弱。

スズキで契約を交わし、ホッとして帰宅。

そして契約から約3週間後、待ちに待った納車日当日。

スズキへ出向いて車を受け取りに行きました。

そして7キロくらいのところにある自宅へ帰宅。

少なくともその時の私は「夢のマイカーだ」という気分でちょっと良い気分だったはず。

ですがその良い気分も束の間。。


事件は自宅前で

午前に車を受け取り自宅に帰ってきてお昼ご飯を食べ、用事ですぐ出かけるところでした。

それまで車が納車されるまでは母の車を運転させてもらっていたので、車の運転にはだいぶ慣れてきており、夢のマイカーでも慣れた手つきでエンジンスタートし、いつものように自宅駐車場から発進させようとしました。

シフトレバーをDに入れ、サイドブレーキを外し、ブレーキペダルを緩めたその時です。

「ハンドルが効かない!?・・・ブレーキも効かない!!」

自宅駐車場から右に出ていくのですが、発進直後ハンドルが効かないではありませんか。

マズイ!と思い、ブレーキを踏むと、今度はブレーキも効きません。

右に曲がるはずがハンドルが効かず直進し、お向かいさんの塀にぶつかる直前に思いっきりブレーキを踏んでやっと止まった、という状況でした。

イメージ画像作ってみました。

普通ならこう行くはずが↓

画像1

こうなっちゃった↓

画像2

あ、画像はぶつかったようになってるけど、ぶつかってはないです。ぶつかる寸前でした。

一瞬何が起こったのか分からず、心臓バクバク。

ハッと我に返り、まずは自宅駐車場に戻ろうと車を動かそうとすると、アクセルもブレーキもシフトレバーも無反応の状態でした。道路のど真ん中で。

ならばエンジンを切ろうとしましたが切れず(多分Pに入っていなかったから)

焦ってすぐに車を購入したスズキディーラーの担当者に電話をし、たった今起こったことを説明しました。

田舎の自宅前の車通りの少ないところだったため、動けなくなったほんの数分間は車が通らなかったのが不幸中の幸いでした。

スズキは「すぐ向かいます!」とのこと。

記憶にないが、私はきっと焦りながらもシフトをPに入れ、エンジンを切ることができました。

そしてすぐにエンジン再スタートしたところ正常に戻ったみたいだったので、バックで自宅駐車場へと戻りました。

私「(えー何何どゆことーーーー私がなんか操作ミスでもしたか・・・?)」

と考えてるうちにすぐにスズキの担当者さんと整備士さんが到着。

整備士「機械を繋いで異常がないか確かめます」

と言い、何やら多分エンジンの故障診断機?みたいなやつを運転席から繋いでチェック。

↓こんなイメージのやつ。

画像4

その間私と担当者の女の子の間に気まずい空気が流れる・・・

しばらくして

整備士「エンジンに異常信号が出ていました。おそらくパワーステアリングの部分に何らかの異常があるみたいです」

私「(なぬーーー)」

整備士「申し訳ありませんが、数日修理・点検のためお借りさせていただきます」

というわけで、滞在時間1時間ちょっとのスペーシアカスタムさんが連れ去られて行きましたとさ。

代わりに代車で令和2年モデルのワゴンRを置いてってもらいました。

もう何が起こったのかよくわからなかったけど、スズキの人たちが帰った後、ふつふつと怒りが沸いてきた。

母もいたので、当然母も怒りが沸いてくる。

自分で言うのもあれだけど、私を含めうちの家族全員穏やかな性格なので、怒りが沸いたと言っても冷静である。

勝手な想像だけど、きっと中には「即刻契約解除しろ!死ぬところだったんだぞ!!慰謝料払え!!」って怒鳴り散らす人もいなくはないと思うんです。

もちろん気持ちは一緒ですが、私は普段から『どんな時も取り乱したら負け、怒り狂っている姿を人に見せるのは恥だ』という考えのため、飽くまでも冷静にいようと思いました。

それにしても、ことが終わってから冷静に考えてみると、ハンドルもブレーキも効かなくて、

・もし目の前に歩行者や車が通ったら
・車通りの多い公道で同じことが起きたら
・高速道路で同じことが起きたら
・本当に目の前の塀にぶつかっていたら

といろいろ想像すると、生きた心地がしません。

これらのようなことが実際に起きて、もし大きな事故に繋がっていたら、エンジン異常が検出される前に勝手に私が起こした事故と見られるのかなと考えると、怒りがおさまりません。

何より、いくら修理するとはいえ、一度死ぬ思いをした車にまた乗ることはできないと思いました。

シンプルに怖いです。トラウマです。

これって自然な考えですよね・・・?


私「納車前にちゃんと整備していなかったわけ?納車日当日にエンジントラブルってありえないよね!?」

と思いましたが、どうやらどの車の点検でも、今回異常があった部分に関しては点検範囲外とのこと。

つまり異常が出てみて初めてわかると。

「ハァ(゚д゚)!?」

て感じですよね。

ちょっとここから先はスズキの営業妨害になってしまってはアカンので(この時点で危うい)すみませんが有料の設定にしておきます。

どうしても読みたいマニアックな人、もしくは実際トラブルがあって困っている人など自ら読みたいと思っている方だけに読んでいただければと思います。

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