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自分が何者でもないと気づいた時

小学生の時に小さなサッカークラブに入った。
練習に参加するばかりで、試合には全然出れなかったし、上手くなった実感もなかった。

中学生でバスケットボール部に入った。
毎朝早起きして朝練したし、土日には自転車を走らせて隣駅のバスケットコートまで練習しに行った。
レギュラーにはなれなかった。ユニフォームすらもらえなかった時もあった。もっというと、1学年下の後輩たちがユニフォームをつけていたこともあった。

就職活動、名の知れた会社もたくさん受けたけど全部落っこちた。入ったのはよく分からない証券会社だった。
営業成績も1番にはなれなかった。支店の中で若手1番になっても、他の支店のいわゆるエース級には敵わなかった。

社会人になる前には、年収1,000万円になる!
企業する!投資で成功する!みたいなことを漠然と考えてた。何も実現してない。

テレビをつければ同い年とか、更には年下のプロスポーツ選手が、芸能人が、経営者がキラキラしている。

自分が何者でもないんだって気づいたのはどのタイミングかは覚えてないけど、今は劣等感も感じずに気楽に行きていけてる。あっちの世界にはいけなかったけど、こっちの世界で幸せに暮らせている。

きっとあの時、悔しい思いをして、肩肘張って生きていた時間も無駄じゃなかったはず。
人は人、自分は自分でこれからも前向きに生きていこうっていう、後ろ向きっぽい前向きなnoteでした。

こういう感情抱いている人ってどれくらいいるんだろう。自分が少数派なのかどうかも把握できていない。今度周りのみんなに聞いてみよう。

かしこ。


読んで頂きありがとうございます。 このnoteを読んで、少しでも何かを感じていただいたなら嬉しいです。