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読書

ひさしぶりにまともに読書をした。

かなり前に買った読みかけの本。読みかけで放っておいてしまうと次また開くまでにかなりの時間がかかる。
だから本は買ったらすぐに読んだほうがいい。その時本屋さんでその本を買った理由が、意識的かどうかは別として必ずあると思うから。

4章まである本の2章の途中までを読んでいたのだけど、残りを今日一気読みした。特に読みはじめは、あーやっぱり買ってすぐ読むべきだったなぁ、今日読まなきゃもう読まないかもしれないなぁと、少し頑張って読んだ。

でも途中からは、集中スイッチが入ってどんどん読めたし、読んで良かったと思える小説だった。

この本を買った理由は忘れてしまったけど、今日のわたしだからこそ響いてくる言葉も見つけた。
もしかしたら、今日読むべきだったのかもしれない。
逆に、買ってすぐ読んでいたらちがうところに感動していたのだろうか。

何はともあれ、この本を買うと決めたこと、今日読むと決めたこと、それによってわたしは素敵な言葉と出会うことができた。
わたしが決めたことで、わたしの世界を広げる小さな小さなパーツを本の中から拾うことができた。なにか選択をしなければ生活に変化はない。

買った時にわたしが心のどこかで求めていたものと、今日受け取ったものはもしかしたら違うのかもしれないけれど、明日を生きるわたしにとっては大した問題ではない。

と、本を読まずにほったらかしていたことをごまかしてはみたけれど、やっぱり1度目に読むのは手に入れてすぐのほうがいいと思う。


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