夏をお持ち帰り

今日は脱毛サロンを予約していたので、せっかく外に出るならついでにいくつか買い物をして帰ろうと決めて出発した。

脱毛はもう慣れたとはいえ、レーザーが目に入らないようにするためのサングラスで目隠しされたまぶたの裏側で、全身を2人がかりでシェービングから保湿までされている自分の姿を想像して可笑しくなる。

右足にジェルを塗られながら左腕にレーザーを当てられている時に、もし今地震が来たらどうしようとか考えてしまった。

施術してくれるお姉さんたちは慣れていて何も思わないだろうから、わたしも出来るだけ心を無にするように努めているけど、やってもらう側は暇だからついそんな妄想をしてしまう。

全身を手際良くすべすべにしてもらったあとは、予定通り買い物をして帰ることにした。

昨日ゾゾタウンから届いた白いワンピースとリブパンツがどちらも裏地がなかったので、新しいペチコートを買った。
これで新しい夏服を着る準備もできた。

それから、本屋さんに行った。
ふだんあまり行かない本屋さんだったので新鮮だった。同じくらいの広さでも、場所によって取り扱っている本の種類や陳列が全然違うから本屋さんは行くだけで楽しめる。

お店の目立つところには、集英社文庫のナツイチのコーナーが出来ていた。
わたしが小さい頃にはもうこのフェアがあったはずだから、「あぁそんな季節だな」と、まさか本屋で夏を感じてしまった。

そのコーナーから気になった本を一冊購入することにした。
宮下奈都さんの「太陽のパスタ、豆のスープ」美味しそうなタイトルに惹かれてほぼ即決。

ナツイチ限定カバーになっていたのは後から気づいた。レジでカバーとお揃いのおまけのマグネットしおりをいただいた。
いつもはこういうおまけは、正直いらないなと思ってしまうんだけど、今日はなんかうれしかった。

もう一冊は大好きなおおがきなこさんの「いとしのギー」を購入。
近所の本屋さんには売ってなくて、大きな本屋さんに行ったら探そうとずっと思っていたもの。

きなこさんの本を買うのはこれで三冊目。わたしの認識が合っていれば、四冊発売しているはず。また秋に新刊が発売されるらしいので、それが今の楽しみ。
それまでにもう一冊も手に入れたいな。今日はその一冊が売ってなくて残念。ネットで買おうかな。

そういえば、本屋さんには読書感想文の推薦図書コーナーもあった。そのコーナーだけでなく本屋さんには一生懸命本を選んでいる親子が何組もいた。それもまた懐かしく、夏を感じた。

そうそう、花も買ってきた。
なんだかんだ、月に一回は花を買っている。わたしの心を潤すものへの出費は惜しまないようにと心がけているから、無職になっても花は買う。月に一回だけといえばそうなんだけどね。

2色のひまわりと、青い花。
実際みるともっと良い感じに飾れてるんだけど、写真が下手すぎるな。

黄色と水色が爽やかで元気が出てくる。大きなひまわりはなんだか怖いけどこのくらいの小さいひまわりは可愛らしい。
お花屋さんにもずらっとたくさんひまわりが並んでいて、それがひまわり畑みたいで素敵だったな。

わたしの部屋は日中暑すぎるから、今回はリビングに飾ることにしよう。

最後にスーパーに寄ってレアチーズケーキの材料を買った。明日作ろうと思う。

どうせ連休中は、企業から返事も来ないだろうし、わたしの転職活動もお休みして、チーズケーキ作ったり、本読んだり、花を愛でたりして、心地よく過ごせたらな。

そういえば、前の仕事は接客業で連休なんて関係なかった。それはそれでいいこともあったけど。今日、いくつかお店に行って店員さんありがとう、お疲れ様です〜って思った。
どんな人もみんな、お疲れ様です。

オチなし日記、今日はこの辺で。