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プロの新人

転職してもうすぐ2か月経つ。
今年のわたしは、五月病になる暇もないくらい必死になって仕事に取り組んでいる。

今年社会人6年目で、3社目の会社に入って、できることならこのままここで長く働き続けたいと思っている。
そのために一刻も早く仕事を覚えたいとも、長く続けるためにも肩の力を抜いて気楽にやりたいとも思っている。

同級生の中には、新卒で入社してからずっと同じ会社で働き続けている人もいて、それはとても素晴らしいことだと思うし、尊敬もしている。

でも、転職をして全く新しい環境に適応しようとしていることも、何もできない新人として注意を受けることも、なかなかありがたい状況であると思う。

おかげで(?)以前と比べて、上手くできない時や注意されてしまった時に必要以上に自分を責めない、耐性のようなものも身について、ある意味成長を感じている。

新卒の頃は本当に毎日落ち込んでばかりだったけど、今は失敗に対して落ち込んでいる時間がもったいないと思える。
毎日反省しているし、たまにはできない自分が悔しくて泣きたくなることもあるけど。

度胸というか、図々しさみたいなものが身についた気がする。「初めてだからむずかしそうだけど、まあとりあえずやってみるか」と、挑戦することへのハードルが低くなってる感じもする。
これは転職してよかったことの一つなのかもしれない。

反対にわたしは、長い間同じところで働いたことがないから、長く働く中で出会うような、乗り越えなければいけない問題を解決した経験はもちろんない。

責任者として働いたことはあるけど、それを長く続けたことはないから、部下の成長を時間をかけて見守ったこともない。

いつかはわたしも、ベテランとしての悩みを持つ日が来るのだろうか。

それとも、プロの新人としていろんな所を点々としながら生きていくことになるのだろうか。
今のところは、同じ環境の中でも新しい課題を見つけて挑戦するってことをしてみたい。
環境に慣れて、その業務の専門家として仕事をこなしてみたいという憧れもある。

何にせよ働くって大変。
わたしたちみんなよく頑張ってるよね。
自分に拍手を送ろうね。

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