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鰯と新玉ねぎのペペロンチーノ

先週の日曜日の話を今する。

チケットを買っておいた美術展に行ってきた。美術館に行くときはお洒落をしたくなる。
けど、天気が良すぎてなにを着たらいいか難しかった。パープルのパンツに白の薄手のニットにした。結局ニットは暑くて後悔した。

美術館に行くのは好きだけど、六本木の国立新美術館に行くのは意外と初めてだった。なんでだ?

今回は、「ダミアン・ハースト桜」に行った。東京の桜はとっくに散ってしまっていたけど、もう一度お花見ができたような気持ちになった。

わたしがいつも行く美術展と比べて、来ている人が若かった。みんな絵の前で写真を撮っていた。たしかに映えるよね。
わたしはひとりだったし、いつもみたいに心をフル稼働させて観るのが好きだからちょっと落ち着かなかった。
その人たちが悪いのではなくて、わたしの好みの問題。いろんな楽しみ方があっていいと思う。写真を撮っている人たちも着飾っていて素敵だった。

作品数が多くはなかったのもあって、いつもより短時間で美術館を後にした。
せっかくなので他のフロアでやっている企画展に行こうかとも思ったけど気分じゃなかったのでやめた。お腹すいたし。

お昼ごはんは本当は行きたかった定食屋さんがあったんだけど、日曜日は定休日だった。そうか、定食屋さんは平日昼間がメインか。
改めて調べたパン屋さんは、行ってみたらめちゃくちゃ混んでいたのでやめた。
なんとなくついてない気もしながらたくさん歩いた。歩いていたらいい感じのお店を見つけた。

イタリアンのお店だった。一人でカウンターでパスタを食べていい気分になった。白ワインを飲みたくなったけど、そう思った時にはもうパスタを食べ終えていたからやめた。

日曜のランチだし、ひとりで来ていたのはたぶんわたしだけだったけど居心地がよかった。
鰯と新玉ねぎのペペロンチーノが美味しかった。

わたしがとっても好きだった元彼氏は料理人だった。まあすぐ別れちゃって料理を作ってもらったことはないんだけど、なぜか彼を思い出した。彼が働いているお店もカウンターがあって、毎日接客しながらパスタを作ったりお肉を焼いたり忙しいんだって楽しそうに話しているのを聞くのが好きだった。仕事柄手荒れがひどかったのも好きだったし、軟膏ぬって手袋つけることを軟膏マリネって呼んでるのもつまらなくって好きだった。

ってだけ。
とにかくこの日は美味しいものを食べられて幸せだった。
美術館に行けたのもうれしかったし。
いい天気を感じながら都会を歩くのも気持ち良かった。自分の気持ちに正直に行動できたのも良かった。

最高!っていう感じとはちがうけどいい日だった。
帰りに近所のお花屋さんでマーガレットを買った。ベランダでガーデニング的なことを始めたい。夏になっちゃうけど。

先週はnoteを使ってラジオに送るメールを作っていた。だから日記が書けなかった。メール、読まれたらうれしいな。初めて送るメールだから無理かな。

かわいい。

ちなみに今日は脱毛を予約していて、昨日のうちに全身シェービングをして(経験者にはわかるめんどくささ)メイクもしたけど、終わるのが21時だって気づいて憂鬱になったのでキャンセルした(ごめんなさい)

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