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キックオフデー

セレッソ大阪、今季のスタート、恒例のキックオフデー。ヨドコウ桜スタジアムで、新加入選手を含むチームが集まり、公開練習や新加入選手紹介、社長や監督らによる所信表明などが催された。
気温は低かったものの、快晴で暖かな陽気。そんな天気に誘われるように、明るく笑顔あふれる一日となった。キヨ、真司、おっくん、ジンヒョンらお馴染みのメンバー、そして新しいメンバーの顔や楽しそうに練習に取り組むそのシーンを見るだけで、今シーズンの開幕が楽しみになる。
新加入選手は、おそろしくVTRが短かったブエノを除き、5人。それぞれ人となりが見えたような新加入挨拶だった。
まず浦和レッズから加入した平野佑一。事前の報道もなくサプライズ的に加入が発表された際、レッズサポから「突然挿される縦パス」というキーワードが出ていたけど、本人もそれをストロングとして紹介、「味方も騙すパス」と表現した。いきなり謎の一発芸を披露するメンタルにも期待。
そして、今回一番の話題をさらったのが登里享平、ノボリ。セレッソに決めた理由に、セレッソを応援していた小学校時代にセレッソが優勝を逃した際に一緒に悔しさを味わったので、自分が今度は優勝へと導きたい!と王者フロンターレから移籍。この理由は、全セレサポのハートを掴んだのでは。セレッソに不足する勝者のメンタルを植えつけてほしい。
コンサドーレから争奪戦で加入してくれた田中駿汰。岸和田出身、アチョというあだ名の由来が「アホ」の言い間違いという逸話を披露、しばらく聞いてると、なるほどアチョやなと納得する雰囲気をお持ち。セレッソに不足していた高身長のボランチ、アンカーとして期待されるが、果たして清武、香川、奥埜、陽といる中で、彼の台頭でどんなフォーメーションに変わるのだろうか。キヨと真司は観たいし、おっくんはマストだし、と悩ましい。
続いて桃山学院大学から加入の奥田勇斗。昨季2種登録でルヴァンに出場し、さらには世代別代表でも数試合観たので、即戦力として期待できるクレバーな選手として楽しみ。毎熊が今後どうなるかわからないが、その先輩毎熊のポジションさえ奪いかねない能力の高さを感じる。インタビュー聞いてると、マイペースな感じもよき。
最後は、ルーカス・フェルナンデス。進藤、田中駿汰と同じコンサドーレからの移籍。ブラジル人って、カピやブルメンみたいな陽気な人と、レオ・セアラみたいなちょっとシャイな人に分かれる気がするけど、レオ・セアラ側っぽい。レオ・セアラ、カピシャーバ、クルークス、ルーカス・フェルナンデスという5人がどんな躍動をするのか楽しみだ。
みんな怪我をしなければいいけど、この楽しみなメンバーが欠けることなく、今シーズンを走り抜ければ、クラブ創設30周年を祝える成績を残せるのか。誰がレギュラー、スタメンを勝ち取り、どんな活躍を見せてくれるのか。
あー、開幕が待ち遠しい。早く練習試合でいいから色々見せてくれぃ。


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