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J1第24節 vsアルビレックス新潟

1-2 みんな再考ぅ!

10戦負けなしがかかったというには特にチーム状況は良くないが、とにかくホーム戦、しかも30周年記念マッチというお祭り気分で迎えた試合、勝つしかなかったが、みごとに負けた。
前節からノボリが復帰、西尾が抜けたことからノボリが入り、舩木がCBに移るのは必至だった。長く待ち望まれたノボリの復帰でどう変わるのか注目。サブには新加入の山﨑、ブエノも入ったが、スタメンでの変更はノボリのみ。
前半のはじめ、ノボリによる偽SB、ここに奥田くんも絡んで、序盤戦のような数的優位をつくり出すボール保持ができていたと思う。だいぶ変わるという印象。ただ、ファイナルサードの怖さが出ない。コンディション、連携、距離感など、まだ詰めきれていないように思う。
そんな中、新潟に何度もショートカウンターを受ける。うまくいかなくなると、ゲームメイカーであるアチョやおっくんが後ろにいるせいで、奪われてからシュートまで近い。その近さ速さにバック陣が対応しきれない。
ジンヒョンが試合後コメントで言っていたが、守備陣があれだけやられると勝てない、まさにそうだろう。ただ奪われる位置やタイミングも悪い印象。奥田くんのスローインからボールを奪われ、失点。ビハインドで前半を終えた。
後半から上門に替えて柴山。前節と同じ。決定機を決められない辛さがあるが、柴山はいい働きをしていると思う。ワンチャンスで決められないなら、むしろスタメンにして、もっとシュート機会を増やしてあげたらどうかな。
そんな中、最悪なことに後半早々に追加点を許す。悪いときに出る課題。試合全体を通して、セレッソ側の足が止まったような鈍さ、緩さがあったが、ノボリと舩木の連携がうまくいかずに、2つの失点を生んだように思う。ついにベンチ入りした進藤に大きな期待がかかる。
ブエノ、山﨑と交代で入りつつ、攻撃を活性化させるが、なかなか詰めきれない。山﨑はあれだけのタッパの前線選手がセレッソにずいぶんいなかったので、かなり雰囲気が変わる。CKやロングパスのターゲットが増える。レオと2トップのような形になり、レオの負担が減れば、レオのチャンスも増えるだろう。
そして、平野の投入。直後にジンヒョンのパスミスから身体を入れようとした平野の足に相手選手が転んで、ファウル。イエローは厳しいと思っていたらVARで退場に。時間のない中、走ってピッチを去る潔い平野の退場に感心した。とても良い選手。
アディショナルタイムのルーカスの素晴らしいミドルで1点を返したものの、手遅れ、中断前にホームで大事な一戦を落とした。上位陣が鹿島を除いて負けたのが救いだったが、だからこそ勝ちたかった。
セレッソの今の要は、レオセアラとアチョ。この2人を抑えられたら、攻守ともにパワーダウンする。レオの負担を減らすための山﨑、アチョの負担を減らすためのノボリ、平野、あるいは香川か。
いずれにせよ、中断明け以降、8月の1か月が正念場。ドルトムントとの一戦、ファン感が控えるが、小菊監督が言ったように、もう一度ゼロベースで選手たちの競争をかきたてて、チームのレベルを高めることを期待したい。
サポーター?からの監督批判が止まないが、応援するしかできない。それはフロントが考えること。フロントがサポーターのコメント見て考えていたら逆に最悪だ。そんなチームになってほしくない。
サポである自分はただ愚直に応援だけしたい。今日一日、ユニフォームを着て、試合中にリビングでひとりサッカーをして4−2で逆転勝ちしたわ〜って言った息子を見習いたい。

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