J1第13節　vs京都パープルサンガ

苦手意識の強いサンガ戦である。今季はルヴァンで２試合して２敗。しかも先週に続いて、セレッソの苦手な雨。さらにアウェイ。
というところにスタメン発表。少し変化があるかもと予想されていたが、まさかのヨニッチ、陸、原川がおらず、代わりに進藤、クルークス、むつきが入り、布陣は4-4-2となった。
このスタメン、フォーメーションの変化はセレサポから好気的に受け止められた。ヨニッチがいないなんて発狂ものなのに。特に先日のトレーニングマッチで大活躍したクルークスは楽しみでしかない。
そして試合。その期待に応えて、セレッソは今季一番といっていい試合運び。ハイプレスを避けたロングフィードがクルークスに入ると、上手いトラップや切り返しから鋭いクロスが入ったり、SBに下がった毎熊とコンビネーションしたり。
この日、雨の寒さゆえにレオセアラの調子が悪く？なかなかゴールを割れなかったものの、むつきのハイプレス、クルークスのセンタリングともに十分効いていた。
そして、待望の先制点。入った途端、ピンボールだの、ピタゴラスイッチだの言われたように、むつきが半ば強引に蹴ったボールがおっくんに当たり、相手DF、ゴールポスト、キーパーの頭と跳ね返り、最後はゴールマウスへ。ラッキーな形でアウェイチームに貴重な先制点がもたらされた。
後半は攻められ続けるものの、ヨニッチの代わりに入った進藤も、鳥海やジンヒョンとともに跳ね返し続け、西尾も加わり、クリーンシートに貢献。最近の固い守備陣がまさに勝利をもたらした。
京都は広島と同じ、紫で苦手なチームだったが、そのジンクスを何とか崩したという意味でも大きい。
阪田くんのチャンスはお預けになったものの、再びクルークスがスタメンの切符を勝ち取り、チーム内競争は激化。4-3-3と4-4-2を相手に合わせて使い分け、最少得点でも勝利を掴んでいく試合巧者になっていきたい。
勝点は20、順位は7位へ。上を目指してどんどん積み重ねるのみだ。（ガンバさんが負けるから浦和に順位を越されたけど、ついに最下位に落ちたガンバさん、大丈夫か？？）