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J1第25節 vs名古屋グランパス

大一番である。
残り10試合。上位チームとの直接対決を残し、ここへきて上位も足踏みが多少続く中、苦手な名古屋にしっかりと勝ち切って、上位争いに踏みとどまり、目標のトップスリーに入りたい。
と熱い試合だったが、仕事で神戸まで夏祭りの手伝いに行っているため、リアルタイム視聴がほぼ絶望的という日だった。
夏祭りは大盛況。開始時間前にたくさんの人たちが集まり、開始と同時にキッチンカーや縁日ブースなどに長い行列ができた。地域の夏祭りを新しいやり方、メンバーで復活させるという目的に十分な意義を感じた始まりだった。ところが、1時間を過ぎたあたりで雲行きが怪しくなり、雷雨に。祭りは無念の中止へ。
というさなか、大阪長居でも同じように雷雨になり、試合開始時間は30分、後に送られた。そのおかげで、雨が止むのを待ち、片付けを終えて帰途に付いた頃はまだ後半開始直後。奇跡の電車内でのDAZN視聴が叶ったのである。
視聴開始時には、1−1。試合開始直後に幻のゴールも含めればスコアが激しく動いたようだったが、その後ゴールは揺れずに後半を迎えていた。
実はこの試合に向けて考えていたことがあった。
レオセアラのことである。前節10ゴール目を決めたレオセアラだが、ここ数試合かなりマークがきつく、しんどそう。前節は相手が疲れた後半にカピがぐいぐいいって、レオの得点につながったが、ほぼ試合中ずっとレオセアラはストレスを抱えてイライラしていた。レオセアラ頼みのセレッソ、明らかに抑えやすい。となると、レオ以外のメンツ、上門、クルークス、カピシャーバに得点を上げてもらい、レオへのマークを緩めさせることが、今後の試合を占う上できわめて重要な気がしていた。
つまりは、ジョーそろそろ決めてくれ、に尽きる。
そして、上門もそのことを十分認識していた。
後半、ハイプレスから上門に渡ったボールをバランスよく裁き、ドリブルで持ち込んでゴール。今日2点目を決めた。セレッソに来て初めての複数得点。それも上門らしい上手さが出た。
ついに琉球コンビが完成か。上門が脅威になれば、レオセアラへの負担も減る。今後に期待できる。
さらに、次の課題は交代組の怖さが足りないこと。そして、それを払拭するように、渡辺→北野へとホットラインがつながり、ダメ押しの3ゴール目。
得点力が課題だった中、堅守名古屋からの3ゴールは非常に大きな自信につながっただろう。上門や北野にとっても、チームにとっても。
順位こそ変わらなかったが、見事6ポイントマッチに劇勝して、上位とのポイント差を縮めた。

非常に色んな意味で大きな勝利。
ただしこれを続けないといけない。応援あるのみ。

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