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鴫野考 公園にいる人たち

子どもたちに乞われ、近所の公園に。
いつも不思議に思うのだが、ここの小学校、一学年二クラスである。ここしか公園がないという訳ではなくいくつも公園がある。だけど、いつ来ても子どもたちが遊んでいる。今日は暑い中、11時過ぎに大人も含めて、20人いた。普通の公園に。
ちなみに、公園にいた人たちは、我が家と同じで親子連れで遊んでいる人たち(日曜なので父親が多い)が4組くらい。あと、散歩に来た車椅子に乗ったおばあさんを連れたファミリー、一人でボールを持って遊びに来た子ども、子ども同士で遊んでいるグループに、そして、ただぼーっとしている大人もチラホラ。
なかなか多様だ。
ちなみに、バスケットボールで遊ぶ我が家のすぐそばに、スキンヘッドの60代くらいおじさんが半裸で日焼けしていた。全身テカテカである。上半身裸なんで、はっきり言って通報されてもおかしくない。悪い人ではないかもしれないが、変に絡まれても、仲良くなっても困るので(以前に空き缶集めているおじさんとちょっと仲良くなってしまったことがあって後々まあまあ会うので困った)、目を合わさないようにしていた。家に帰ってから子どもたちが話題にしていたけど。
仕事でよく色々な町や住宅地に出かけ、現地調査として歩き回るが、こんなに人の多い公園はなかなかない。もちろん駐車場やカフェのあるような大きな公園はどこも人でいっぱいだけど、普通のその辺にある遊具があるだけの公園は結構閑散としている。もちろん時代外れなのかもしれない。子どもがこれだけ減っているのに、公園はいつでも子ども向け、しかも小学校低学年までという狭いターゲット向けに作られている。
だけど、それが悪いとも思えない。そういう、子どもが遊ぶ場所を公共が用意することは、社会のあり方としても重要だと思う。
そして、うちの町の公園は、うちの町は、なかなかいいよなといつもながら思う。(たぶんこの話題は2度目)

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