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不平不満の多い人

不平不満の多い人がいます。
現状に満足できなかったり、自分の思い通りに事が進まなかったり、何か不満になることを見つけて、そのことを気にするのです。
ひとつ不満が解決したとしても、また違う不満を見つけてしまいます。
不満の多い人はそれをバネにして自分が高みを目指せばいいのですが、ただ不満を言っているだけでは神経が磨り減るだけです。
誰でも多少の不満はあるものですが、不満の少ない人というのは、物事を俯瞰して見ることができる人です。
算命学では、デリケートで現状に満足でき難い人と物事を俯瞰して見ることができる人を同じ火性の人の特徴としています。
不平不満の多い人は、人工の火。
物事を俯瞰して見ることができる人は太陽に象徴されます。
太陽は世の中全体を照らしますが、影になる部分は気にしません。
人工の火は影になる部分も照らします。
不満の多い人というのは、影になっているような細かいところに目がいってしまい、自分なりの完璧さを求めてしまいます。
そういった特徴を持つ人は、自分ではいつも不満だらけで生きづらいかもしれません。
でも、人の気にならない部分を気にすることができる能力というのも生かすことができれば、素晴らしい能力です。
不平不満を感じてせっかく神経をすり減らすなら、その繊細に感じ取ったものを芸術にしてみてもいいのです。
太陽も人工の火も、人にとってとても大切なものです。
自分の持つ特徴を、自分を生かせるものに変えていけるといいですね。

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