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仙台たき火ティー

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「人と火と対話と。」 焚火×コミュニティー×対話。たまに、HRとか、教育とか、コーチングとか。 (キャンプギア関連のグループではありません。。) ・・・・・・・・・・・・・・・・…
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#仙台

なぜRights,Lights,by Rideをやったか?

どうも、仙台たき火ティーの豊です。 12/19(火)の晩、光のページェントが開催されている真っ盛りの定禅寺通りの西のはずれ、市民会館とのどん突きで、その試みは催されました。 チャリ漕いでツリーに灯をともす。 Rights,Lights,by Ride(以下RLR)。 ちんまりしたモミの木に、チャリの自家発電で灯を灯す、という、 誰に頼まれた訳でもない、 誰の得にもならない、催しです。 やったこと。 有志の方にお借りした自転車に小型発電機を接続。USBでモミの木につな

火守のことば ~仙台たき火ティー99回と100回目のあわいに~

たき火ティーの場って何?火守って何? どうも。仙台を拠点に「仙台たき火ティー」という、焚火と対話のコミュニティーをしてい豊です。 先日の99回目の焚火場の後に、たき火ティーの女房役の山ちゃん(山崎賢治さん)が「火守のプレゼンス」という言葉を使ってその場を表現していました。 それに触発されてか、今、火守というものを巡ってちょっと言葉にしておきたい感覚が湧き上がっていたのです。その湧き上がる感覚のまま言葉を出していこうと思い、この文章を書き始めました。書き終わったので知って

「大石さんのは対話じゃない」

ですよねぇ。そうなんですよねぇ。 自分のは対話じゃないんだと思うんですよ。 唐突ですが、最近、こういう話が立て続けにあって。「そんなの対話じゃない」と言われましたし「仙台たき火ティーの場では対話は出来ない」というお言葉を頂いたり。実際、自分も「いやあ、そうですよねぇ」と思ってて、んで今日はたまたま、自分の中から言葉も出て来たので出そう、と思って出します。 自分でも分かってて。「対話、対話」「ダイアローグ、ダイアローグ」と言いながら、自分のやっていることが、その筋の方々から

「街の焚火場」を終えて。

仙台たき火ティー「街の焚火場」         feat「ことばの焚き火」 5/30 @青葉の風テラス 5/31 @ユーメディア さて。 何が起きたんだっけ? 焚火をしただけ。 同じ一つの小さな火を、それぞれに、だけど一緒に眺めただけ。 それだけ。 前から知る友人や、初めて会う人や、 「ことばの焚き火」という本を作った人、 この地に住んでいる人、旅をしている人、 大人に子供。 迷いの無い人、迷ってる人。 誰かといる人、誰かを想っている人。 何を話したんだっけ?正直、も

街の焚火場(対話の会)開催します。

昨年、仲間内での焚火、から始めた「仙台たき火ティー」。厳冬期の秋保での開催は30回を数え、延べの参加者数も100名近くになりました。 焚火そのものの魅力に、半ばとりつかれるように、毎週末を焚火と参加者との対話に浸かって過ごしてきましたが、次第に、そんな「焚火のような対話の場を街場でも持ちたい」と考えるようになりました。 そんな折、「対話」や「人や世界とのつながり」を、「焚火」のメタファーを通して表現した書籍を仲間が発行する、という、シンクロしか感じない状況が生まれました!

【読む焚火7】焚火的世界

「はい、今から2年前に戻りますね!」 と、 今日、そんな風に言われたら、皆さんはどう感じますか? こんにちは。仙台たき火ティーの大石です。 今朝TVで「旅行が出来るGWが来る!」のようなトピックスをやっていて、ふとそんな事を思った次第でして。 「はい、今日から2年前に戻りますよー。」と、言われたら、皆さんどんな事を思うんだろうなー、と。 経済活動が元に戻る、という意味で言うならば、当然ながら歓迎しかないです。僕も経済人ですから比較的切実にそれを希望しています。 一方

【読む焚火その6】「世に絶えて桜のなかりせば、

春の心はのどけからまじ。」 ですねえ。 下記引用のようなことであるなあ、と思っていまして。 たまたま見た「くるり」のnoteから。 「くるり」は小便臭い青二才の頃から大好きだけれども、僕は「くるり」ではないので、焚火の場を営んだり仕事したりしながら、太字みたいなことを誰かに伝えようとしているのだよねえ、多分、と思って。 夏目漱石が、 「I love you」を「月がキレイですね」って和訳した、っていう有名な話があるじゃないですか? 焚火から帰っていく人たちが、 みな

【読む焚火その5】”贈りもの”と”プネウマ”

こんにちは。大石です。 昨晩突然、 久しく会ってない遠く離れた友人から、 まったく予期しない、贈りものを頂いたんです。 (上の写真の焚火トート!) その衝撃に、細胞が壊れて身体が雪崩を起こしそうなほど、 嬉し泣きをしています(笑)。 この事は、なんだかとても大事な事に思えてしまって、 思わず筆を(キーボードを)取り始めました。 なんだかそれが、たまに問われる事のある、 「焚火なんかして、何してんの?」 「参加している人からお金を取らなくて大丈夫なの?」 あたりに絡む

【読む焚火その4】”火のない”いろり

こんにちは。 仙台たき火ティーの大石です。 TOPになんのこっちゃ分からないような落書きを貼りました(笑)が、これ実は、今から遡ること4年前の2018年2月の初旬、自分の誕生日を含む数日を過ごした河口湖畔の森での「森のリトリート(※)」参加時に自分が、自分用に書きなぐったメモです。 ※…「森リト」についてはリンクを御覧くださいませ。。 森のリトリートでは、三日間、携帯やPCも持たずに森に入って、ほとんどの時間を、自分が気に入った場所で、ひたすら一人でただそこにいて、ゆっく

こんなにも美しいものを。

こんなにも美しいものを、どうして一人でみているのか。 コロナだし、一人になるために来たんです。 で、夢中で火を育てていて、 ふと気付いたら、山際に煌々と明るい月。 それを驚くほど鮮やかに写す川面。 思わず、えっ?!、と、声をあげて、 文字通り息を飲みました。 それで思いました。 なんで、こんなに美しいものを、一人で見なければならないんだ、って。 独り占めはそれほど嬉しくない。 シェアするからこそ、嬉しく、幸福で、 美し探し響くんだと思います。 そんで、私たちはや

【読む焚火 その2】たき火的な言葉