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不倫の話 part1

不倫は悪だ。
そう思っているのになぜやめられないのか?
そういうものなのだ。

ある女性の話をしよう。
※以下”ユイ”とする

ユイは27歳、保育士。
バツイチのタクヤ(仮)35歳と結婚した。

タクヤにバツがついたのはユイと不倫していたからだ。
世間的にはバレていない。

それでもタクヤはユイを選んだ。
なぜならユイが魔性の女だからだ。

スタイルよし。顔よし。男を立てるのがうまい女だった。

タクヤは大手配達業者の課長だ。
金は持っている。

最初、ユイとはお遊びのつもりだった。
なぜならタクヤには子供が2人いたからだ。

ストレス過多な毎日に刺激と癒しを求めていたところに
ユイと出会ったのだ。

ユイはタクヤが結婚していることも知っていた。
その上で口説いてきたタクヤを受け入れた。

そこから二人は1年間、体の関係が続いた。

関係に亀裂が入ったのはユイに彼氏ができたためだった。
普通、ここでいう亀裂は終わりを意味するものだが、今回は違う意味だ。

タクヤはユイを取られるのが怖かった。
いつの間にかユイにどっぷり浸かっていたのだ。

しかし、本当に恐ろしいのは

すべてユイの作戦だったこと

実はユイは最初からタクヤを奪うつもりだった。
奪うというと言い方がよくないが、本気で恋をしていたのだ。

そして、人の旦那というシチュエーションも過熱させる原因の一つだった。

まず、ユイはタクヤの性欲を満たすことに徹した。
タクヤが好きという事はなんでもやったし、都合のいい女を演じた。

性癖や行動パターン、好きなお酒まで把握して完璧心を奪う作戦を進めていた。

そして行動を起こすきっかけになったことは、タクヤの一言だった。
「最近、奥さんとうまくいってないんだよね。」

ユイはこの一言をきっかけに彼氏を作ることに専念し、タクヤと会う回数も減らした。

そうすれば、タクヤが”孤独”になるからだ。

人間は孤独が1番怖い。
個々で生きていけないことを本能でわかっているからだ。

本能で感じる恐怖につけ込む女
まさに魔性の女だ。

そんなユイの行動はさらに過激になっていく・・・

続く

”不倫”といえばこんな本が有名です!

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