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映像技術の教科書 |12|ビデオ基礎③タイムコード

はじめに

こんにちは。
虎徹のタキです。
映像技術の教科書、第12回です。
ビデオ技術の第3弾、タイムコードです。


タイムコードの基本

映像に携わる方なら誰でも耳にしたことがある言葉かとおもいます。
タイムコード(Time Code, 以下 TC)とは、映像や音声ファイルまたは信号にあてがわれた番号のことです。

もしタイムコードがなかったら、

例えば、2時間の番組の映像ファイルを渡された時に、
『シーン12の4カット目の65フレームから6カット目の128フレームまでテロップを出して』
と指示を出されたり、
編集が終わり、グレーディングを行う際に、
『カット1の使い所は○○○.movの、タレントさんが振り返る12フレーム前から振り返った後の32フレームまで、でカット2は…。』
と指示書が届いたりするとしたら、
(え、どこどこ…。本当にここであってるかな…。)
と不安になりますよね。

タイムコードは機材や人間が映像ファイルの目的地に的確に辿り着くための住所の丁目・番地・号・部屋番号のようなものです。

タイムコードは時計のような形式をしており、
01H00'00"00 または 01:00:00:00
のように表記します。
読み方はひょっとすると諸説あるのかもしれませんが、
ゼロイチエイチ ゼロゼロフン ゼロゼロビョウ ゼロゼロ
ゼロイチ ゼロゼロ ゼロゼロ ゼロゼロ
のように発声しています。

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