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今週の note (5243) の株価推移 (2023/05/15~05/19) Vol.022
今週の note (5243) はどんな動きをしたのか?
✅モメンタムが弱く、500円台のボックス圏内での小動きに終始しました。
予想以上に600円の壁は厚いと感じました。
買い材料がないということが上昇しない一番の理由です。
✅私のスタンス
私のスタンスを明確にしておきます。
私は評論家でもアナリストでもありません。一個人投資家に過ぎません。
ですから実際に投資をしリスクを負っています。
ただし、ポジショントーク(自らのポジションに対して利益が出て欲しい、といった願望を含んだ発言)にならないように十分に注意します。
つまり、良いことも悪いことも分かっている場合には明らかにするという意味です。
【05月15日~05月19日の note (5243)のデータ】
🔷今週の note(5243)は 550 ~ 566 円(終値ベース)で推移しました。
上下幅はわずか 16 円でした。
5分足・日足・週足チャートを掲載します。2022/12/21の上場から5カ月目に入っています。
5分足・日足・週足・月足チャートの一覧をご覧ください。
短期・中期・長期の株価トレンドがひと目で分かると思います。
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🔶なかなか上昇トレンドに乗ることができません。
買い材料が見つからないからです。買い材料がなければ株価は上がりようがありません。
🔷05月19日の note(5243)のデータ
終値 559 円
前日比 -3 円 -0.53 %
出来高 93,700
売買代金 52,510 千円
*データはマネックス証券の「売買代金」、売買代金はYahoo! ファイナンスから拝借しました。
⭐出所: マネックス証券
<05月15日~05月19日の終値ベース>
高値(05/17) 566 円
安値(05/16) 550 円
🔴高安 16 円の狭いレンジでの値動きでした。
*データは「株探」から拝借しました。
⭐出所: 株探
🔷先々週から上値が重い状況が続いています。終値が600円を超えるには時間がかかりそうです。
🔷ニュース
目新しいニュースはありませんでした。
✅株価が上昇しない理由(再掲)と株価が上昇する理由
株価が上昇しない理由
●赤字決算であること
●好材料が乏しいこと
●地合いが良くないこと
●IR(株主に対する広報活動)が少ないこと
株価が上昇する理由
●好材料が明らかになること
●多くの投資家に支持され、買いが買いを呼ぶ状況になること
🔴今後、さらにIRをもう少し積極的に行なっていくことが欠かせないと考えています。(再掲)
1件だけの情報開示(第1弾)では一時的に上昇しても、その後は反落するか横ばいになるからです。好材料が出てもだいたい2~3日で収束に向かいます。
よほど大きな株価材料(例えば大型M&A案件が明らかになり、売上・利益の大幅な貢献が見込まれるケース)が出なければ、株価のしばらくの上昇は見込めません。
第2弾、第3弾の材料を素早く提供することが欠かせません。
打ち上げ花火をイメージして頂くと、理解しやすいかもしれません。
1本打ち上げた後に2本、3本、4本・・・と連続して打ち上げれば花火を鑑賞している人たちの目を釘付けにすることができますね。
ところが、1本打ち上げた後で、トラブルがあって2本目、3本目がすぐに打ち上げられない場合、盛り上がっていた場の雰囲気が萎んでしまいますね。
それと同じようなものです。
線香花火のようではいけませんね。ポトンと落ちてしまいます。
時価総額 84.6 億円
発行株式数 15,019,700 株
52週高値 927 円 (2023/03/07)
昨年来高値 927 円 (2023/03/07)
52週安値 401 円 (2023/01/04)
昨年来安値 401 円 (2023/01/04)
(2023/05/19 現在)
*データは「株探」から拝借しました。
🔴上場した12月21日の初値は 521円でした。
公開価格 340 円と比較すると 181 円高でした(参考データ)。
初日のデータ
高値 561 円
安値 421 円
終値 439 円
🔴5月19日の note (5243) の騰落率は -0.53 % (前日比 -3 円)でした。
今週もボックス圏内での小動きに終始しました。しかも下落する日が多くありました。
星取表は⚫⚫⚪⚫⚫です。
前日と変わらずは、下落と同じで⚫です。
IPO(新規株式公開)銘柄は、上場から3ヵ月は株価の推移、株価材料(上昇・下降の要因)、テーマ性等を考慮することが重要とされています。
その3ヵ月間で、今後の株価が上向くのか、下向くのかがある程度予想できるということです。
あくまで、限定された期間での話ですので、突発的に好材料(例:黒字転換)あるいは悪材料(例:業績の悪化)がIR(投資家のための広報活動、つまり情報公開)で公表されると株価は大きく上下に変動します。
上場以来まもなく5ヵ月になります。そろそろ初期段階での市場の評価が出てくるところです。現状では厳しいと言わざるを得ません。
いつになったら反転の兆しが見えてくるでしょうか?
🔷アナリストの利益予想 (再掲)
会社予想 コンセンサス(対会社予想)
営業利益 2022/11 -855 -860 -0.6%
営業利益 2023/11 - -230 -
経常利益 2022/11 -869 -870 -0.1%
経常利益 2023/11 - -220 -
⭐出所: マネックス証券
2023年11月期も赤字予想ですが、前年同期比では大幅に改善されそうです。
✅2023年11月期第1四半期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
🔶赤字は縮小してきました。しかし、黒字化にはまだ時間がかかりそうです。
✅note (5243) の株価が上昇するには、好材料が不可欠です。今後も好材料が出れば上昇が期待できます。
海外展開だけでなく、赤字を脱却し、好決算が続く見込みになれば、買い手が増加していくでしょう。
日本経済新聞社やテレビ東京HDも note (5243) の大株主なので、これらのメディアを利活用して投資家に向けて情報を発信していくことが求められます。
✅日経ビジネス(2023.03.20号)の特集記事「ChatGPT 破壊と創造」にnoteに関する記事が掲載されました。
複数箇所にかなりの紙面を割いて記述されています。その一部を抜粋しました。
✅日経ビジネス(2023.04.24号)の「IPO時の企業評価に課題あり?」に note の関連記事が掲載されました。
🔴日経平均は5月12日の終値 29,388.30 円と5月19日の終値 30,808.35 円を比較すると、+1,420.05 円の大幅上昇でした。
30,000 円台を固めてきました。
来週は30,500 円台を固め、31,000 円を超える場面があるでしょうか。
「バフェット効果」はまだ続いているようです。
ウォーレン・バフェット氏に次いで、海外投資家の日本株の見直し機運が高まり、日本株買いが増えています。
欧米では、今も金利高が続いています。日本はいまだに低金利ですから、円を借りて日本市場に投資しています。円のキャリートレードと言います。
日本株は割安と認識しているのです。ただし、全般に対する認識ではなく、あくまで一部に対してです。
5月19日の日経平均の終値は以下のとおりです。
日経平均 30,808.35 円 前日比 +234.42 円 +0.77 %
TOPIX 2,161.69 前日比 +3.84 +0.18 %
日経平均は7日続伸し、TOPIXは6日続伸しました。
日経平均
52週高値 (2023/05/18) 30,667.13 円
年初来高値 (2023/05/18) 30,667.13 円
52週安値 (2022/06/20) 25,520.23 円
年初来安値 (2023/01/04) 25,661.89 円
⭐出所: 株探 日経平均
市場関係者の中には、年後半から日本株が上昇すると考える人たちが多かったですが、前倒しで大きく上昇しています。特に、大型株の上昇が目立っています。
日経225銘柄の中の特定の株価が連日上昇しています。ただし、加熱感が出てきましたので、一旦利益確定売りが出てくる可能性があります。
その後、再度買いに向かうと大相場になり、32,000円を超える場面が見られるかもしれません。そうなると、年内に史上最高値更新もあり得ます(下記をご覧ください)。
日経平均の5月15日から5月19日までの星取表は
⚪⚪⚪⚪⚪
となりました。
先週から見ますと7連騰になりました。
今週は大幅上昇が続いた週でした。
来週は、30,500円台を固め、31,000円を目指す展開になるでしょう。
予想以上に速く30,000 円を超えてきました。相場が活況を呈しているため、前期決算が赤字でも今季以降の予想が黒字の企業は買われています。
年初の予想では、32,000 円に達するという強気なアナリストがいましたが、この勢いが持続すれば新高値 39,000円もあり得ます。
ちなみに日経平均の最高値は、終値は38,915円87銭、取引時間中の高値は38,957円44銭です。
1989(平成元)年12月29日、年内最後の取引日「大納会」を迎えた東京証券取引所で、日経平均が史上最高値を付けました。終値は38,915円87銭、取引時間中の高値は38,957円44銭。バブル経済の絶頂期の記録です。
2022/12/29
気が早すぎますが、年末の日経平均株価はいくらになるでしょうか?
下記の日経平均の時系列データをご覧ください。
🔷編集後記
今週の note (5243) は、小動きに終始し、商いが乏しく、出来高が減少する日が多くありました。
株式市場では、「小さく産んで大きく育てる」と言われることがあります。
株価が3桁からスタートして4桁、5桁へと成長することが期待されているということです。株価が上昇するに従って、株式時価総額(時価総額)が増大します。
時価総額の観点から、日本株は米国株に見劣りします。
例えば、アップル(AAPL)の時価総額は 2.71 兆ドル(5月12日 19:59)です。
1ドル=135.74 円(5/13 07:31)ですが、1ドルを135円で換算としますと 365.85 兆円となります。
一方、トヨタ自動車の時価総額は 31.68兆円(5/12終値で評価)です。
つまり、アップルの時価総額はトヨタ自動車の時価総額の10倍以上もあるということになります。
もちろん、為替の変動によって円換算では大きく変動する可能性はありますが、仮にそうだとしてもこれだけの差があります。
とても追いつけそうにありませんね。
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