【それはないだろう！？】皆の空気が凍りついた話

友達が一部企画しているポールダンスのイベントに招待された。僕は秒でOKを出す。そりゃ、そうだ。友達がイベントを企画して頑張るのだ。応援しない奴が何処にいる。ただ、今回の件で少し友達には腹が立った。

なぜ、こうなったのか？参加OKしてから当日にチップ制があると途中で言われたからだ。

払わないとLINEで報告。友達からはOK！を貰えた。だが、、、

ポールダンスイベントは夜のビルの個室にあった。参加費は街コンぐらいの金額だ。僕はポールダンスという存在が初めて観るものだったので、一つの経験として良い機会だなと感じた。

そして、イベント会場に到着。さっそく、友達が受付していた。「頑張っているな。」そう心の中で彼の行動に尊敬の念を抱きつつ、ドリンクを頼み端の壁に寄り掛かる。

ショーが始まるまでは、ポールダンサーとお客さんとのちょっとした雑談や回らないといけない雰囲気で強引感があったが、ポールに触れて実際回ってみるなどもやった。

僕としては、初めての経験と密閉された暗い個室なので緊張と警戒の両方があって居心地は悪い。まぁ、慣れない場所だとそうだよね。ここで、最初の初めましての段階でどれだけお客様の緊張や警戒を取って上げるかの大切さが良く分かる。

そうこうしている内にポールダンサーによるショーが始まる。ポールダンサーの衣装って結構スケスケなんだなぁ。後、関節が凄く柔らかい。エロさはあまり感じなかったが、恐らく僕自身が緊張と警戒をしていたからかな？と思うのだが。しかし、踊っている最中は体がしなやかで柔らかく、また、すごいのは皆の前で出来ることだ。これは、本番と練習を沢山やってきた努力の賜物だと素直に尊敬の念を抱く。

問題はここからだ。
ポールダンスの第1部が終わった後、ダンサーにチップを渡すという時間があった。これ、何の説明も無しに急に行われた。しかも、1000円以上から。キムタクの「ちょっ、待てよ！！」が脳の中で鳴り響く。皆、固まっていた。当たり前だ。まず、1000円を渡すと何が起こるのか分かっていないし、何より渡さないといけない空気を作り出されると不快感が溜まったものではない。

僕は、当日に1000円何枚も持って来ておいてとLINEで説明されたが、「何で、当日やねん！」ともっと緩い感じで渡すものなんかな？と思っていたので、あの時の空間、空気は居心地がものすごく悪かった。

これは、僕の推測だが、人は払った金額の価値のものを期待していて、それ以上だったからチップを渡すのがチップ制のいい所で、無理にチップを要求されるような環境(雰囲気)は悪いギャップを生み出す。
つまり、払った価値以上の物が提供されると感動を生むが、払った価値の期待以下になった時、信頼そのものを失う。

そういう意味では、今回は良い意味で学ぶことがあった。ちなみに、1000円払うと1分間の性的なことに近いサービスがポールダンスを使って受けられる。

あれが、1000円でチケット4枚分だったら受けていただろう。後、事前に説明しろよ！とも思った。

まぁ、開催者自身が初めての開催ということで仕方がないと言えば仕方がないのだが、、。

ただ、そんなイベントでも僕はめちゃくちゃスゲー！と尊敬することがある。それは、人を集めたことと、イベントを完遂させたこと。

僕、イベント内容について怒ってはいるが、イベントが開けれたことには純粋に感動すらしている。やってみたら分かるが、人をイベントに集めることってめちゃくちゃ難しい。それが、出来ただけでほぼ成功と言っても過言ではない。それぐらい凄いのだ。だからこそ、あの内容に怒っているのだ。次、ポールダンスイベントが５回目に開催されるとなったらもう一回行ってみようと思った。そんな出来事。