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総合力って...何だ?

こんにちは、たけぞう@takezoです。

おととしの終盤くらいから、とてもハマっている事があるんです。

それは...プリント。

もちろん写真のプリントです。


それまでも散々、展示をしてきた割には意外なことに自分でプリントする事はありませんでした。 

今のところは面白すぎてやめられない状況が続いています。

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プリントコトハジメ

写真の諸先輩にはプリントは自分ではやらないという方がけっこう多いんですよね。

SNSなどで写真をデータまでの段階で扱う分にはプリントはそもそも関係がないという事ももちろんあるかもしれません。

自分でプリントするのが難しい特殊な紙を使うから専門家に任せるという場合もありそうですが、それはまた別の話。

プリントは間違いのない専門家を選んで任せておけばそれで良いというプロの方もいます。

ある人気写真家さんには色校すら無しで全て任されています、と僕が頼りにしているプリントの専門家が言っていました。

僕も最初はDPEに出してしまうか専門家にお任せする事にしていました。

あ、書きながら思い出しました。

展示の場合はプリントの品質に関しての突っ込みどころは無くしておきたいというのもありますよね。

「 いい写真のはずだけど、プリントがねー... 」っていうのはアルアルですね。しかも一番残念なやつ。

信頼出来る専門家の目を通しておけば、その点を気にせずに堂々としていられるというのは経験値が浅い時にはとても大きいかもしれません。

DPEに出してみた

最初のちゃんとしたプリントは2016年。かねてから勧められていた某ポートレイト写真誌への投稿でした。

理由はお世話になっているモデルさんが休養に入る記念にというごくシンプルなものです。

当時はFacebookなどに写真を上げる事が中心だったので、本格的な写真のプリントはした事がありませんでした。

もちろん写真のためにプリンターを新調する気などさらさら無く、簡単に済ませられるDPEを選択。

それでも数回プリントし直した記憶があります。

その写真がこちらです。

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専門家にプリントしてもらう

もっと写真ごとにぴったりの紙を使いたい。

撮影時に感じたイメージをプリントでももっと表現したいなあ。

最初に自分でプリントを始めたのはそんな理由からでした。

しばらく外部でプリントしてもらっていましたが、それには制約を感じていました。

難しい紙でもお願いすれば何度もチャレンジしてくれますが、なんとも仕事としては歩止まりが悪そうで申し訳ない気持ちになってしまう。

そう考えてハズレの無い安全確実な紙を選択しがちになっていました、

でも、それだとあまり楽しくないんですね。

自分に飽きちゃう。

楽しくないと続かないので、とても重要なことだと思っています。

プリントは展示の最大の醍醐味

当初は外でプリントしてもらう為に、見本用としてプリントをしてみるつもりでいました。

もっと具体的なイメージを伝えるためです。

用紙ごとの特性をもっと知っておきたかったというのもあります。

でもプリントを始めるとすぐに、自分のプリントで写真を見てもらいたいと思うようになりました。

ものづくりが好きな人には自然の流れかと思います。

全て自分でやった達成感というのはまた格別。

先日の展示では設置を終えた段階ですでに十分に満足していたくらいです。

自己満足100%ですね笑

先日の展示についてはこちら

レビュアーの方々のコメントは今回のテーマに関してのヒントになるかもしれません。

そういうわけで、今は特別な理由がない限り外でプリントをお願いすることはありません。

写真はプリントして初めて写真と言えるのだという話がありますが、今は自分もそう思っています。

デジタル化が進み、SNSがこれだけ主流になっても、実は写真好きさん達はそこを見ています。

そんな事も展示を通して実感する事が多くなりました。

プリントにももう一歩こだわってみると、もしかしたら何か新しい発見があるかもしれません。

そして、それで展示しましょう。

また気が向いたら書きます。

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たけぞう




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