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マッドマックス:フュリオサ(2023)
ジョージ・ミラー監督の「マッドマックス:フュリオサ」を観た。前作「マッドマックス 怒りのデスロード」の勢いが凄すぎたので、あれから9年経って、監督も79歳になって、しかも"前日譚"なので、どうなることやら… と心配していたのですが、そんな心配を吹き飛ばす元気な映画でした。
今回もデコデコに改造した車やバイクがじゃんじゃん出てきて、その疾走と炎とアクションを迫力満点のカメラアングルでこれでもか!と観客に浴びせかけてくるのが心地良かったです。まぁ、前作の方がさらに勢いあった気はするけど、ここまでやってくれれば十分だよね。
一応物語はあるのですが、前作同様、物語を見せるというより、さまざまなアクションシーンとカッコいいキャラクターを見せつけて、かつ飽きさせないという男前な仕上がりでした。
2時間半の尺のうち、最初の1時間を見事に保たせるアリーラ・ブラウン&チャーリー・フレイザーが素晴らしかったです。あと、トム・バーク演じる警護隊長ジャックが超カッコいい。アニャ・テイラー=ジョイも眼力で頑張ってたね。
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