レスリー・ニールセンの 裸の石(ストーン)を持つ男(2002)
ポール・グロス監督「レスリー・ニールセンの 裸の石(ストーン)を持つ男」をDVDで見た。
「裸の銃(ガン)を持つ男」のヒット以降、レスリー・ニールセンが出演する(特にB級)映画は、「裸の◯◯を持つ男」ってタイトルでリリースされることが多かったが、本作もその流れ。
ただし、"レスリー・ニールセン主演の笑撃度120ストーンのコメディ"と謳っているのは明らかに違っていて、レスリー・ニールセンは主演級キャラのお父さん役で脇役だし、多少は笑える要素もあるが、基本的にはスポ根+大人の恋愛映画である。つまり、宣伝詐欺に近い(^^;;
10年前の試合で起きた出来事が心の傷となってカーリングをやめ町を出て行ったクリスが、当時のコーチが亡くなった葬儀で町に戻り、コーチの遺言を果たすために昔の仲間と集まって大会優勝を目指す。しかし、10年も経ってダメ男集団になってしまった彼らだけではまるでダメで、伝説のカーリングプレイヤーだったクリスの父に立て直しを頼む。その父が、レスリー・ニールセンってわけ。
2002年作品なので、当時はまだ日本でもカーリングのことをよく知ってる人は少なかっただろうなと考えつつ… 本作はほぼ全編カーリングを描く映画で、"レスリー・ニールセン主演のコメディ"とは全く異なるわけですが、その事実をなかったことにしてフラットに見ても、可もなく不可もない普通の出来でした。怒るほどダメではない。
ちなみに、なぜ今これを見てるかと言うと、こないだディスクユニオンの引越しセールで440円で売ってたから!
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