今日のラクガキと日記 / 20-07-24 / ハイボールと古本屋
今日も酒を飲みまくり(定型挨拶文
ナウシカの話題を目にするのは劇場公開されているからか。
ナウシカが穿いているのは爪先まで包まれた麗しの白タイツ。リボンの騎士的なヤツ。そう信じてる。でもまぁ機能的なこと考えたらユニクロで売ってるようなスキニージーンズ的なものかなぁ、とか思ってゲンナリする。そのくらいにはタイツが好きな厄介者です。
早朝に低血糖に見舞われてしょうがなくトースト焼いて食って寝て、なんかすっげーホラーな夢見て布団の中で震えて、起きたら午後。身支度して即ハイボール散歩へ。
今日の散歩テーマは。昨夜の蒲田カルチャートークという配信イベントに出演した古本屋廻り。2件だけど。
ハイボール散歩ではアイドル楽曲聴きながらエモまりたいんだけどイヤホンを忘れて痛恨であった。
まずは大森馬込のあんず文庫。店主が酒好きのようで昨夜も配信中にガンガン酒開けながら本についての思いを熱く語っていて、今日は休業日かなと思ったけどちゃんとやってました。奥に小さなカウンタースペースがあって珈琲や酒が飲めたりもするらしい。好きな本と珈琲と酒に囲まれて生きる、とか実に最高じゃんね。
買ったのはシャーウッド・アンダソンというアメリカの作家の本。年代的にはフォークナーとかヘミングウェイのちょい先輩。昨夜本のことを考えていて、アンダソンの「ワインズバーグオハイオ」とかアラン・シリトーの「土曜の夜と日曜の朝」とかを読み返したいなと思ってたとこなのでちょうどよかった。これは小説集じゃなくて作家に対する評論本だけど。
馬込から移動。
汗だくなので図書館でちょい休憩。馬込図書館の地下書架は小綺麗な隠れ家感があってとても好き。
この後目指すのは石川台なんだけど、馬込〜上池台〜洗足池に至る道は急勾配の坂が続く瀟洒なお屋敷町でさらに汗だくにw 酒は水分補給にはならないんだがハイボール缶をゴクゴク飲むしかない。
石川台の外れにあるタバネルブックスへ。住宅街にある(というかそもそも店主が住んでる住宅だとか)シャレオツな古本屋。外観を撮り忘れた。古本と言ってもチェコとかから買い付けた絵本がメインという実に珍しい書店。すごく好みの本を見つけて勢いで購入。
こういう街並みと人々を素朴だけどダイナミックなタッチで描く絵がとても好き。チェコ絵本界隈では割と売れている本なのだとか。しばらくはニヤニヤ眺めて楽しめそう。
帰りは石川台から池上まで池上線で。あのホームと屋根しかない実に昭和シンプルな駅舎がついにこれに。寂しいっちゃー寂しいんだが、意匠の細部にかつての駅舎への憧憬(ホームに沿ってたぶん何十年も使われていた長い木製のベンチがあった)とか池上本門寺がある寺町的風情とか「池上感」が残されていて、いろいろデザイン的に苦労はあったんだろうなぁ。
ほぼ円を描いて散歩した。徒歩は10kmぐらいかな。
↓ 最後に。道中よそさまの軒先を勝手に撮影して失礼いたします。今日の素敵物件。
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