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伝説の1分23秒 ~ぼくと福井とブローウィンズと~


【運命の4月28日】

時計の針が、タイムアップのブザーへと、じりじり進んでいく。

リーグ戦が開幕して8か月、プレーオフを勝ち上がってこれが4戦目。
これほど流れを引き寄せられない展開は、片手でじゅうぶん収まるくらいに少なかった。

前日の一方的な敗戦から一夜明け、
相手の攻撃は見違えるほど改善されていた。
守備でも前日と比べてひとまわりもふたまわりも圧力をかけてくる。

その焦りもあっただろうか。

簡単なレイアップが決まらない。フリースローはことごとく落ちる。
ディフェンスリバウンドを取られ、速攻を許し失点を重ねる。

ここまで圧倒的な強さを誇ってきたブローウィンズが、今までにないほど追い詰められていた。


男子プロバスケットボールのB3リーグは、この日大一番を迎えていた。
18チームのリーグ戦で争うレギュラーシーズンを既に終え、
その上位8チームが進む、B2リーグへの昇格を懸けたプレーオフが始まっていた。

リーグに参入1年目の福井ブローウィンズは、シーズン31連勝のリーグ新記録樹立、ホームゲーム無敗という圧倒的な成績を残し、レギュラーシーズン1位でプレーオフに進出。

3戦先勝、トーナメント方式のプレーオフ。準々決勝は2戦とも相手を圧倒し難なく準決勝進出。その1戦目も相手に付け入る隙をほぼ与えず、100点ゲームで完勝していた。
準決勝を勝ち抜けばB2昇格が決まる。それはすなわち、次の試合に勝利イコール昇格決定ということになる。

4月28日は、そんな運命の試合だった。

残り3分35秒。
徳島の#2 塚本のディープスリーが決まり76-84。

突き離された得点差を、4Qで一時戻した福井だったが、
これで8点まで、また差が開いた。

しかしここから。
流れが再び、徐々に福井に傾いていく。

直後の福井のポゼッション、
徳島の#8 ジャワラがパーソナルファウル5つ目を取られた。
徳島はこれで3人目のファウルアウト。投入できる選手をまた一人減らしていく。

フリースローのシューターはチームのエース、
#1 トレイ・ボイドⅢ(トレイ)。きっちり2本揃えてきた。

ブローウィンズのフリースロー2本の成功は、この試合久しぶりのこと。
手放しかけた試合の主導権を、また掴みに行こうとする。

その後お互いに2点ずつを重ね、残り2分30秒。

トレイがフロントコートにボールを運ぶ。
3Pを警戒した相手がチェックにいくが、ボールを失わない。

ヘルプに来た#0 細谷 将司(まーしー)にボールが渡り、そのまま中にドライブ。ディフェンスが食いついてきたところで、左でオープンになっていた#73 田渡 修人(しゅーてぃー)にパス。
だがこれが左にそれた。

あっ、と思った瞬間。
けがを抱えた左足で踏ん張り、なんとかボールを繋ぐ。

ボールは再びトレイへ。
3Pにいくーそう思ったが、トレイは打たなかった。

シュートフェイクを入れ、B3リーグ3P王のしゅーてぃーに託す。
その期待に応え、左コーナーから見事に射抜いて見せた。

これで3点差。
諦めの色が見えかけていた福井ブースターたちは、この得点で完全に息を吹き返した。

徳島のポゼッション。右コーナーから放った#15 若狭の3Pが落ちる。
リバウンドは福井へ。

トレイが持ち上がり、しゅーてぃーを経由してトレイへ戻す。
真ん中、かなり深めの位置から放った3Pが、落ちる。

リバウンドは福井。
ここまでチームのディフェンスに大きな貢献をしてきた、#16 渡辺 竜之佑(りゅう)が懸命に手を伸ばしてマイボールにした。

ボールは再びトレイへ。
左にステップし、2投目を試みる。

落ちる。

しかしリバウンドはまたしても福井へ。
シーズンを通じてゴール下で体を張り続けた、
#34 ベンジャミン・ローソン(ベン)がボールを保持する。

左コーナーに構えていたまーしーに渡り、
素早く右のトレイへ。

ステップバックして3投目。
チェックにいった徳島の#52 青山の手が、トレイのスローに掛かった。

フリースロー、3ショット獲得。

1分23秒で時計が止まった。

福井を勢いづかせ、形勢をひっくり返すには、
3本決めて同点にするしかない。

とてつもないプレッシャーのかかる場面。
観客席にいた、ぼく含めブースター全員が祈る。
「決めてくれ」

相当な重圧を感じる場面、でもトレイは冷静だった。

1本目。
2本目。

難なく決める。歓声がどんどん大きくなり、
悲鳴にも似た声がこだまする。

あと1本。

みんなの願いがひとつになり、
トレイの手から放たれるボールを、リングの中へと引き寄せていく。

同点。

ここまでで一番の歓声が、アリーナを包んだ。

刹那、アリーナMCのゆーまろさんの声が響く。
「ディーーーーーフェンス!!!」

それに呼応するように、
4,000人のブースターから最大音量のディフェンスコール。

残り1分23秒。

徳島のポゼッション。左にポジションをとった#4 ドーソンにボールが渡る。

りゅうとしゅーてぃーがディフェンスにつき、
自由にさせない。

中へのドライブを止め、背中向きで保持しようとした直後。

ステップの足がわずかに狂う。ドリブルが乱れる。レフェリーの笛が鳴る。

トラベリング。

ブースターが沸く。守り切った。
伊佐 勉HC(むーさん)が渾身のガッツポーズ。
中原 雄AC(ちゅうさん)が、りゅうに手荒なハイタッチを浴びせた。

狙い通りのターンオーバー。福井のポゼッションに変わった。

同点のまま、残り1分3秒。

りゅうがペースを落ち着かせるように、ゆっくりとボールを運ぶ。
左のトレイへ。ディフェンスを引きつかせながら、素早く中に切れ込む。

外で待ち構えていたベンに戻す。素早く中央のしゅーてぃーへ。

右で、まーしーがフリーになっていた。

しゅーてぃーからまーしーへ。流れるような鋭いパスが通る。
徳島ディフェンスのチェックが、ほんのわずか、一歩、遅れた。

3Pラインの外から放たれたシュートが、ゴールへと向かっていく。
最大音量を保っていたブローウィンズコールが、一瞬小さくなった。

「まーしーーーー!!!」
祈りが、声になる。決めてくれ。

放たれたボールは、わずかに左に逸れていた。

いけ!!!!!

誰もが願った直後、ボールはリングに吸い込まれた。

大逆転の、スリーポイント。

歓声と悲鳴がアリーナを揺らす。会場が爆ぜる。
徳島が要求したタイムアウトを告げるブザー音が、聞こえない。
大声援で、かき消される。

まーしーが吼えた。
全身を使って、あらん限りの力で、吼えた。

福井ベンチが沸く。全員でまーしーを迎える。
バイスキャプテン同士、ここまでチームを引っ張ってきた、
#6 長谷川 智伸(のぶさん)と、熱い抱擁を交わす。

ベンチ裏で戦況を観ていたぼく。
ここまで我慢して耐えていた涙腺が、一気に崩壊した。

「まーしー・・・・・」
届かない声を、でもありがとうを伝えたかった。

よく決めてくれた。さすが。本当に本当にありがとう。


タイムアウト明け、徳島はフロントコートからのオフェンスを選択。
でも、試合の流れは完全に福井に来ていた。

ゴール下で徳島の#1 コームズがオフェンスファウルを犯す。
ターンオーバー。また福井が守り切った。

流れに乗ったブローウィンズ。
それを勢いづけるように、まーしーが連続3Pを射抜く。

ゴール下でパスを受けた#30 ペリー・エリスが体を張る。
ディフェンス二人がかりで奪おうとするが、
うまく剥がして右のまーしーへ。
またフリーをつくっていた。ディフェンスのチェックが再び一歩遅れる。

今度はゴールの真ん中に吸い込まれた。
残り25秒。6点差。

着実に、B2昇格への扉が開かれていく。

ただ、何があるかわからない。
ワンプレーで流れが変わるこの試合。

勝ちを半分確信しつつ、
心の中ではひやひやが止まらなかった。

でも、選手たちは冷静だった。
ファウルゲームに持ち込んでいく徳島に対し、
トレイが4本のフリースローをきっちり決める。

4本目が決まり、徳島のポゼッション。
ハーフコートを超えてボールを運ぶ徳島の選手、
しかしゴールに向かうことはあきらめた。

タイムアップ。

歓喜のブザーが、アリーナにこだまする。
B2への扉が、大きく、そして目の前に眩しく、開かれた瞬間だった。

たぶん泣いていたと思うのだが、
その瞬間のことはあまり覚えていない。

必死に撮ろうとした写真も、
あとで見返すとぶれぶれでわけがわからなくなっていた。

でも、今はそれでいいと思う。
頭の中に、心の中にある喜び・幸福感は、
あの試合からしばらく経った今も色あせることなく、消えていない。

それで十分と、今は思う。

【ぼくとブローウィンズと】

★ブローウィンズとの日々

バスケになんて、全然興味がありませんでした。

昨年あったW杯。テレビで連日流れていて、
何十年ぶりかに、自力でオリンピックへの切符をつかんだと、日本中が盛り上がっていたけど、
正直「あー、今日も試合やってるん?」くらいにしか思えませんでした。

それでなぜブローウィンズの試合に足が向いたのか。

何を隠そう、自分自身が、自他ともに認めるミーハー心の固まりの人間だったからです。

「福井にプロのバスケチームできるんだ!なんかおもしろそ~~~」

いつどこでブローウィンズの情報に初めて触れたのか、今となっては思い出せないけど、いったん面白そうって思ったらスイッチが入ってしまうぼく。

開幕戦の日がちょうど空いていたので、なんとなしにチケットを取っていました。

とはいえ、あまり期待していなかったのもまた事実で。
「福井だもんな・・・そんなたいそうなものじゃ・・・」

その感覚は、会場に着いた瞬間吹き飛びました。

開幕戦の会場入り口にあったデカフラッグ

お、なんかロビーの中がめっちゃ装飾されとる・・・おしゃれ!
グッズいっぱいある!見ててめちゃ楽しい!
青い髪の変なキャラクターいるな?マスコットなんだ!
え、チームのマスコットまでつくってるの?
すごいな~~!

都会のプロチームと遜色ない光景が見られて、
わくわくとうれしい気持ちが瞬間的に溢れてきました。

その日は自由席を取っていたので、
階段を使って2階へ。
上がりきってスタンドに入った瞬間、
目に入った光景に驚きました。

ロイヤルブルーで装飾されたアリーナ。
ゴール裏につくられた観客席。
中心に広がるバスケットコート。
アリーナDJが繰り広げるパフォーマンスによって、
さながらライブ会場みたくなっていました。

同じ画角の写真が10枚くらいスマホに入っていました

すごーい!!!福井でこんなの感じられるなんて!!

そのあと、続々と観客で埋まっていくスタンドにも、会場暗転からのブローウィンダンサーズのパフォーマンスにも、スターティング5紹介のときのファイヤーにも、すごいすごいとしか口から出ていなかったと思います。
語彙力を激しく奪われていました。

そこからの日々は、確実に変化しました。

ファンクラブの会員権を即買い。
土日の試合後は、最寄りのカフェに立ち寄り、
その日の試合の復習。
試合でケガしたのぶさんの状態が心配過ぎて、
仕事が手につかなくなる日々。

2点リードの試合、4Q最後に相手が放った3Pシュートが外れ、
今まで出したことないような声で叫んだ試合。
試合中のコールがちょっと恥ずかしかったけど、
思い切って声出してみたら意外といけたので、
ちょっと成長したかなと自己満足を感じた試合。

長く続いた連勝が止まって、自分でもびっくりするくらい心が落ち込んだ日。
その次の週、連敗することなく逆に2試合連続100点ゲームでレギュラーシーズン優勝を勝ち取り、出張先の海外で心が弾んだ日。

ブローウィンズとともに歩み(大げさ)、その軌跡に一喜一憂したこの8か月は、ほんとに濃く、幸せで楽しかったと心から思えます。

この点数見ても驚かなくなった、POの準決勝GAME1

なんでこんなにハマってしまったんだろうとふと考えると、
ブローウィンズの「本気」ががんがん伝わってきたからだと思いました。

開幕前に発表される、入団選手の面々。
バスケに疎すぎたぼくは、正直全員誰だか分かりませんでした。笑

でも、ブローウィンズの公式Twitterの引用RTを見ると、
「えぐい」「福井さん強すぎ」「B3じゃない」みたいな言葉が並んでいて。

あ、この人らすごい選手ばかりなんだ・・・というのをそれで実感していました。

おちゃめな選手たち
やると分かっていてもいつも笑ってしまうシーン

また、試合会場での運営の皆さんのホスピタリティも、とても素晴らしかった。「みんなに楽しんでもらいたい!」っていう気持ちが伝わってきて、声かけや気遣いもたくさん目にして、ぼく自身はほんとにストレスなく、
楽しく試合観戦ができたように思います。

※グッズブースの配置とか、動線とか、「こうしたほうがもっといいのにな・・」っていうのも少なからずあったけど、次の週にはそれがちゃんと改善されていたりもして、その辺の修正もちゃんとしてくださっていたな、とすごく思います。

そして、SNSなどで発信される投稿とか、ストーリーとか、公式HPのビジュアルとか、それがとにかくおしゃれ(抽象的)。
オフィシャルカメラマンのハーシーさんの写真は常に躍動感が伝わってくる、後で見返してもその時の感動を思い起こさせてくれるような写真ばかりで、週の真ん中くらいにSNSに投稿される、試合のハイライト写真がいつも楽しみでした。

「福井に新しい風を吹かせる」をテーマに、チームビルディングを始めたブローウィンズ。
ただ強いだけではない、福井の文化を根本から変えていこうと日々奮闘しているのが、ぼくにもひしひしと伝わってきました。

だからこそ応援したくなったし、だからこそ好きになった。

ブローウィンズとなら、今まで見たことなかった景色が見れるかも、という思いは、シーズンを重ねていくごとに強くなっていったし、
プレーオフでの4,000人という観客数は、そのひとつの結晶だとも思います。

満員で埋め尽くされた観客席、本当にすごかったな。

★バスケがもたらしたもの

もともと野球やサッカーには昔から触れていたし、「現地での生観戦でしか味わえない空気があんねん」という論理を盾に、日本全国色々めぐることも好きだったので、バスケに関してもそうなるのに時間はかかりませんでした。

アウェイのしながわシティ戦。「公民館?」という感じのアリーナ入口に面食らいました。
選手との距離も異様に近くて、新鮮で楽しかった。

群馬やアルバルク、三遠といったB1チームのホームにも、思いつきでたびたび参戦したけど、
どのチームもそれぞれに特色あって、めちゃめちゃ面白かったなあ。

群馬のアリーナには終始圧倒されました

特に群馬に感じたことなのだけど、試合前にはアリーナそばのスペースでイベントや出店がたくさん並び、地域のブースターの方々、老若男女の交流の場にもなっていて、とても賑やかでした。
地域に根付くクラブの一端を見たような気がします。

バスケの文化の中に、推しの選手は所属チームが変わってでも追っかけていく、というのがあるらしいと知り、それも新鮮でした。
チーム自体を応援するのが普通だった野球やサッカー文化とは違って、移籍先のブースターになってでもその選手を追っていく方を何人も見かけ、最初は純粋に不思議な気持ちになったのを覚えています。

でもそれも、バスケがほかのスポーツと比べて選手との距離がとても近いからこそだと思っていて。
「バスケットボールは、ブースターの皆さんの応援がダイレクトに届くスポーツなんです!!(cv:ゆーまろさん)」という感じで、「推し」をつくりやすいスポーツなのかなと思います。応援のしがいがあるというか。

ちょっと前に読んだこのnoteがそれを象徴していて、バスケってすげぇな、ってなりました。笑


【ブローウィンズと福井と】

★福井を変えてくれた存在

冒頭の徳島戦後の、むーさんのインタビューでの言葉。

「僕は去年の8月に福井に来ました。福井の人からは、『プロスポーツが根付かない』と聞きました。どうでしょう・・・こんなに来てくれて・・・」

地元のプロチームの試合がこんなに盛り上がったのは、果たして今まであっただろうか。

プロ野球のチームはおろか、
Jリーグに所属するチームが無い数少ない県。

競技人口が多く、
マスコミへの露出機会も多いスポーツでいうと、
「福井県」の立ち位置はあまり上のほうではなかったと思います。

「お金を払ってプロスポーツを観に行く」日常が今まであまりなかった福井県。ブローウィンズはその文化を着実に福井に落とし込んでいったと思います。

B2に昇格すると、平日夜の試合も組まれていくことになります。
仕事終わり・学校終わりにアリーナに人が集まって、お酒を飲みながら試合を観る。
勝ち負けに一喜一憂しながらも、上を目指してともに戦っていく。

ブローウィンズとともにある生活が、自分自身もとてもわくわくするし、
きっと同じ思いを持っている人も多いんじゃないかな。

また完全に福井に根付いたとまではたぶん言えないけど、間違いなくその力はあるし、
今後そうなっていったらどんなにいいだろうなと、今シーズンを通してずっと思っていました。

★プロスポーツが文化になるために


プロスポーツが根付かないという話もありましたが、
福井ユナイテッド(サッカー)、福井丸岡RUCK(女子フットサル)、
福井永平寺ブルーサンダー(ハンドボール)、ヴェルコスタ福井(ホッケー)など、地域リーグや日本リーグに所属するチームが結構あります。

今後はそういう横の連携というか、つながりを作っていくことも、
スポーツ文化を根付かせる意味では大事なんじゃないかなと、個人的に思います。

ちょうど、今シーズンB1のチャンピオンになった、ドラゴンフライズの本拠地である広島が、そんな施策を以前からしているという記事を見かけました。

広島は、地方都市としては稀有な、
サッカー、野球、バスケという「人気スポーツ」の、トッププロリーグに所属するチームの本拠地がある都市です。

環境はかなり違いますが、
何かしら出来ることはあるんじゃないかなあと、思ったりもします。

ひとつ率直に思うのは、
ブローウィンズがここで頑張らないと、
もう福井にスポーツ文化をつくるのは、この先かなり難しくなるんじゃないかなと。
今のこの火を消したくはないなと個人的にすごく思うので、いちブースターとして、出来ることはやっていきたいなという気持ちです。

新アリーナ建設問題のニュースのたびに皆さんが言っていることではあるけれど、一度ブローウィンズの試合に足を運んで、生で体感してほしい!!
(反対している人、観に来たことあるのかな??)

もちろん来たからといって全員が心変わりするとは思わないけど、
もし今までブローウィンズに触れたことがない人がいて、その人がただただ税金の無駄遣いという論理だけで反対しているのであれば、ちょっと悲しいなあと正直思ってしまいます。

今が本当にラストチャンスとすら思います。
改めて、この火を消したくないなと、
それだけは強く思います。

【終わりに】

ブローウィンズのおかげで、自分の生活が変わり、バスケにも興味を持ち、
生きがいが増えた。

シーズンを終えて、心からそう思うし、
本当に感謝したいです。

来年はB2に昇格し、さらに厳しい試合が続くことになります。
きっと、今シーズンのように超大型連勝するようなことは、あまりないんじゃないかなと思います(勝ってほしいけどね)。

でも、キャプテンの#21 満田 丈太郎選手(じょー)が言っていたように、
今のブローウィンズは厳しい戦いが続き、たとえ負けが込んでも、応援したくなるチームだと思います。それは選手のキャラクターもそうだし、
試合中頑張ってくださっている運営の方々の思いも伝わってくるし、その姿に、自分自身が心を動かされてきたからです。

来シーズンも、大好きなブローウィンズを全力で応援したいと思います。

B1、必ず昇格しましょう!!!

この瞬間を観れてよかった


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