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地域創生・地域ブランディング界隈noteまとめ

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地域創生・地域ブランディング界隈のニュースや事例分析の他、マーケティングやデザインなど地域活性化やまちづくりに役立つnoteをまとめております。
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2018年5月の記事一覧

京都駅観光案内所で見た、日本のインバウンド観光の課題

編集部注:本記事は弊社代表・青木優のブログ「HIBILOG」の2014年7月15日掲載の記事を転載・編集したものです。 京都駅にある総合観光案内所。 観光案内所の様子です。 10分100円で使えるPC。ブラウザのメニューも日本語でした。せっかくお金を取るなら、言語変換機能ぐらいつけるべきではないでしょうか。 あるいは隣に英語が話せるスタッフがいたらいいのに、と僕は思いました。 無料で印刷できるプリンター。 日本語のキーボード。外国の方にとって、ローマ字変換するのも

文化財とは何か。

文化財保護法改正案が今国会に上程されています。新聞紙面などでは「地方への権限移譲」との文脈で報道されていますが、実は、今回の法改正の視程はもっと深く、ひとことで言うと「文化財概念の転換」ということになります。ここでは、そのあたりの眺望について解説したいと思います。 「文化」が「ある社会で共有されている行動様式や生活様式」であるとすると、「文化財」とは「その文化活動の結果として生み出されたもの」ということになります。 これまで、その「文化財」とは「国などが選定したグレードの

その地域創生にグランドデザインはあるか

地域創生、地方創生、地域活性化、街づくり、町おこしなど全国各地でのイベントや移住などが盛んに行われています。一方で少子高齢化、超高齢社会、限界集落などという言葉も反乱しています。つまり、一部の都市を除いて日本全国各地で行われているのが地域創生だといえます。 これだけ、全国各地で行われていると特別なものではなくなってきます。 そうすると、全国どこに行っても「特産品祭り」「農産物マルシェ」「居住フェア」「自然と共生」ばかりです。 まず、キチンと事実は何かを押さえる必要があるの

市民が主役の公園活用:公園における市民協働の実践 #03

前回は市民協働による公園づくりのお話でした。では、公園の運営や利活用においては市民のみなさんとどのように協働していくのか、また、市民みなさんの活動を支援する仕組みはどのようにつくっているのか。今回はそこに注目します。 実践06:小規模公園活用プロジェクト公園づくりはあくまでソフト(サービス)が先であり、ハードありきではないと、高井さんは述べています。前回ご紹介した公園再配置計画でも、ソフトとハードの両面を盛り込むことにこだわったそうです。その大事なテーマである“小規模公園の

FBページフォロワー11000人!世界中へ神戸の魅力を発信する『PROJECT KOBE』 から須磨の皆様へご提案

伝えきれなかった『MOTTAINAI SUMA』2018年4月12日に開催されたSUMAチョロっとかいぎvol.5《MOTTAINAI SUMA》でお話頂いたPROJECT KOBE代表バスコムさんから、セッションタイムで伝えきれなかった内容をまとめて頂けました(^^) とても参考になるご提案、ぜひぜひ皆様に知って頂きたいです。 →PROJECT KOBE 公式webサイト →PROJECT KOBE facebookページ Attracting Visitors to S