コミュニティは本質的に分断を内在している。それを前提にしつつ、どう接点を築いていくか。
先日、僕の師匠の一人である中島明さん(東京都豊島区在住)と対談をした。彼はコミュニティづくりのプロフェッショナルだ。そんな彼との対談テーマは、コミュニティにおける分断。自分自身もまだ明確な答えがなく、模索しているようなテーマであるが、そうであるがゆえにこのテーマに2人で取り組むことにした。
コミュニティは、そもそもクローズ性(排他性)をその機能の中に包含している。人々が安心してそこに集えるのは、一定のクローズ性が担保されているからだ。つまり基本的には、何かと何かを分断す