マガジンのカバー画像

地域創生・地域ブランディング界隈noteまとめ

58
地域創生・地域ブランディング界隈のニュースや事例分析の他、マーケティングやデザインなど地域活性化やまちづくりに役立つnoteをまとめております。
運営しているクリエイター

2016年4月の記事一覧

地域に根付く建築やまちを、市民と共につくることは、世界中でも起きている。だから「今」こそ世界と交流を図ろう!

前回とりあげた、tomito archiectureは、地域コミュニティスペース「カサコ」の設計に2年間を費やし、地域住民をはじめとしてたさまざまな人々との交流を図りながら、具体的な設計を進めてきたそうです。これまでのように、依頼→設計→竣工→終了ということではなく、そもそも何が必要なの?ってところから、場合によっては竣工後も建築家が介在していくという流れは、建物の大小に関わらず、この10年でより大きくなってきています。 建築家のスタンスや関わりの度合いは異なりますが、たと

住宅街に現れたグルグルすべり台!?「壁」を取ったときのポジティブ妄想力で、小さな小学校の再生が、エリアの問題をも解決!

さて、今回のデンマークレポートは、前編「夜遊びの祭典「ディストーション」...」に続き、住宅街へ突入していった編(後編)です。 池沿いの一本裏の骨董通りをあとにして、ぐいぐい住宅街へ入っていくと、 うぉ〜。。上から、なんだ、このグルングルンすべり台は!! 離れてみると、、集合住宅の合間に現れた公園? でも敷地の端っこに建つ建物が以外と大きい。ガラス張りの1階をのぞき込むと、爆音ミュージックをバックに、子どもたちが全力でぴょんぴょん跳ねまくってる!!! なんだ、、この施設

子どもから高齢者まで? 「地域の居場所づくり」の盲点

最近は「子ども食堂」の取り組みなども注目され、「地域の居場所づくり」が大変さかんです。 社会福祉協議会などは、ずっと前から「地域サロン」などの居場所づくりを推進していますし、市民活動団体の歴史の中でも、そうした「居場所づくり」のはずっと行われてきました。 僕自身も、子どもたちの「居場所づくり」に20代を捧げました。 「子どもから高齢者まで、地域のみんなが来られるような場にしたい」というような考え方に、よく直面するようになりました。 すばらしいことのようですが、その考え