解雇規制緩和
自民党総裁選で話題になっているアレです。
皆さんはどうお考えでしょうか。私は賛成派です。
匿名だから言えますが、立場上、顔出しでは口が裂けても言えません。
仕事柄、解雇だなんだといったモメ事をよく耳にします。
現実には、大企業以外では解雇はさほど珍しいことじゃないです。
裁判をしてまで解雇の効力を争う人が少ないから珍しくみえるのでしょう。
裁判は時間もお金もかかります。相当な気力が必要です。
一般的にはブラック企業のことはすぐに忘れて、次の新天地を目指す方向へ努力します。
「解雇を自由化する代わりに、事業主には無条件で賃金3か月分を労働者に支払う」とすればバランスが取れるのではないかと思います。
事業主が支払いを拒んだ場合は、国が立て替え払いし、その分を事業主に請求する。その支払いも拒んだ場合は、立替金を罰金に転換し、会社財産に強制執行したらいいと思います。
書いてて思いました。これだと面接時だけ有能を装って、入社出来たら無能を演じ、解雇解決金をせしめるビジネスができそうですね。
現状でも実際にそのようなケースをたまに見かけます。
ブラック企業であることを承知の上で入社し、サービス残業の証拠をしっかり固めたうえで、ある日突然退職願いと未払い残業代の請求を叩きつける。
解雇を自由化したら逆に解雇しにくくなる。そんな世界が来るかもしれないですね。
それでいいのかもしれない。
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