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フカボリドリル

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色んなテーマを自分なりに深掘りしています。そんなガッツリ系濃厚noteです。
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#デザイン思考

【突破する図解】解釈を図にする図解をつくり続けてきた意味

「図解」って、どんなイメージを持っていますか?、テーマを分かりやすく理解させてくれるモノ?、伝えたい情報を端的に表現するモノ? そう、「図解」って99%コミュニケーションのためだとイメージされていますよね。でも、この記事ではコミュニケーションのための図解については取り上げません。 マトリクスとかベン図とか、フツーに「図解」で検索したら出てくるテーマについては一切触れません。もし、そういったテーマに興味があるなら「図解」と検索すればいくらでも情報が出てきますので、その中から

その課題、ゲームにすれば解決できる!?【ゲーム思考で課題解決】

ゲームと聞くと「楽しむためのもの」をイメージされる方も多いでしょう。しかし、「ゲーム」の視点で課題を捉え、「ゲーム」の世界に課題を落とし込むと、今までは解決できなかった課題も突破口が見出せるようになります。 なにそれ!?、どういうこと!?と思われる方、ぜひこの先を読み進めてみてください。「ゲーム思考」は社会の課題にアプローチする、新しい鍵になると確信しています。 01.社会課題を解決する「シリアスゲーム」 世界では社会課題を解決するゲームを指して「シリアスゲーム」と表現し

停滞する社会をブチ抜けるかもしれない「アート思考×弁証法」によるアプローチ【三人寄ればウルトラ文殊の知恵】

もしかしたら、停滞する社会を一気に切り拓くのは「アート思考」と「弁証法」の掛け合わせなんではないだろうかと、そんなコトを考え始めました。 これまでにない「圧倒的ブッ刺さりアイデア」と「ハイパー肚の底からゾクゾクエネルギー」を生み出す可能性がある、その先にあるのは「三人寄ればウルトラ文殊の知恵」です。 ウルトラ文殊・・・、どんな文殊でしょうね?、でもきっとトンでもねぇ文殊ですよ。文殊ってそういう進化するヤツじゃねぇよみたいなツッコミは横に置いておいて、とにかくスンゲぇ知恵を

アート思考本を読んで感じた【アート思考の限界】と、その課題を突破する【行為としてのアート】

01.アート思考に対する強い期待VUCAと呼ばれるこの時代に「答えがある問い」は数少なくなってきています。そんな時代では従来の「論理思考」や「デザイン思考」では限界があるとも言われています。この課題を突破するものとして期待されているのが「アート思考」または「アートシンキング」と呼ばれるものです。 私は「人生におけるアート」の価値に強い期待を抱いています。多くの人にとって「アート」はビジネスも生活も含めた人生そのものを、より豊かにすると信じています。 以前からアートに対する

レオ・レオニ「フレデリック」が教えてくれた、人生を支えるアートの正体

「レオ・レオニ」という作家、あるいは「フレデリック」という絵本をご存知でしょうか。どちらも馴染みがない方でも「スイミー」と聞けば思い出すことがあるかもしれません。 さて、著名な作品には多くの教訓が存在するもの。この「フレデリック」も例外ではないのですが、世間で言われる教訓とは共通項を持ちながらも「ちょっとだけ違う教訓」を僕は感じました。 この記事では僕が「フレデリック」から感じた「生き方」について書き連ねてみたいと思います。 01.「フレデリック」のあらすじ絵本を読んだ