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フカボリドリル

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色んなテーマを自分なりに深掘りしています。そんなガッツリ系濃厚noteです。
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#アフターコロナ

『新・展示会論』 オンライン展示会×オフライン展示会で、ウィズコロナ環境でも価値を生む。

私の結論からお伝えします。 オンライン展示会とオフライン展示会を組み合わせればウィズコロナ環境でも展示会を開催することは可能だと考えています。 それどころか、今までの展示会にはない価値を作り出せるかもしれません。もっと風呂敷を広げると、日本のBtoBビジネスの常識すら覆してしまう可能性もあります。 これは、ただの個人による妄想です。しかし、一度この妄想が実現した社会をイメージしてみてください。展示会という産業のあり方が、社会を形成するビジネス商流が、人々の「あり方」が、

アフターコロナの世界で展示会産業は生き残れるか【後編:価値観アップデート 展示会2.0】

アフターコロナの世界において展示会産業はビフォーコロナのような存在感を発揮できないかもしれない。私はそんな危機感を覚えています。 前回の記事では、その課題意識を共有しました。まだお読みでない場合には先にコチラの記事をご一読ください。 後編は課題に対する解決アイデア。価値観をアップデートして展示会2.0の姿を模索したい。そんな提案です。 展示会は、これまでずっと1.0の世界でした。小さな変化はあれども「イノベーション」と呼ばれるような変化はありませんでした。それだけ強いコ

アフターコロナの世界で展示会産業は生き残れるか【前編:課題の提起】

私は「展示会産業」に長いあいだ関り続けています。このコロナ禍のさなか、展示会産業も大きな試練を強いられています。直近の展示会は軒並み開催中止か延期、半年以上先の展示会も開催できるか分からない状況となり出展者や装飾会社などにも大きな影響が出ています。 展示会を所管する業界団体は、例えコロナが落ち着いたとしても「オリンピックの延期に伴う大規模展示会場の占有問題」が立ちふさがるため、今は展示会業界が確実に会場を使えるようなアプローチを行政に対して実行しているようです。 もちろん