40代からの普通自動車免許(AT限定)取得への道【自信喪失編】

オンライン学科で学科教習を早々に終え、余裕をもって技能教習に挑んでいましたが、脳で理解したものが体感覚として落とし込まれるまでのタイムラグを感じます。

これがそもそもの運動神経の問題なのか年齢の問題なのかはわかりませんが「上手くできない⇒後日運転したらできた」の繰り返しでした。

中でも進路変更の確認作業がスムーズにできず大苦戦。

その日までそもそもミラーなんて1mmも目を向けることもできなかったのに、急に見ることになったらこんどは凝視してしまったり、ミラーを見ながらハンドル操作をしてしまったり、身体がガチガチです。

そんな緊張状態で検定コースのS字やクランクに入ったものだから、これまで一度も落ちたことがなかったのに脱輪したり。。。

せっかく脱輪したのでバックしてやり直しの練習をしたかったのに後ろから別の教習車がきていたのでその機会を失ったりと、その日は本当に散々でした。

家に帰ってからもできなかったことばかり反芻されて最悪の気分に。

指導員の方も悪い人ではないのですが、出来ていないことばかり指摘をする方で、やり方や気を付けるポイント、できるようになる工夫の仕方を教えてくれたり、出来ていないところを繰り返しやらせてくれるということがなく、とにかく「できていない」という想いばかりが積み上がり、情けなさもあって過去最高に落ち込みました。

スマホの向こうの他人に元気をもらう

ありきたりですが、そんな時は自分と同じような境遇の人や、自分よりも酷い人を探して自分をなぐさめます。

Yahoo!知恵袋やYouTubeにはだいぶお世話になりました。

第一段階で驚くほどの数の補習を受けている人や、ビックリするようなやらかしをしてしまった人などのエピソードを読んでいると自分だけじゃないんだとホッとします。

中でも「今は普通に運転しているけど、教習所では信じられないくらい下手だった」「教習所は下手な人が運転技術を習って上手くなるところだから下手なのはあたりまえ」といった声に救われました。

そして、指導員を変更してもらうのもひとつの手として持っておくことにしました。

幸い教習原簿を見る限りでは判子は押されていて、項目も順調に進んでいたので、心はとても疲弊していますが現実的な傷は浅いのでギリギリ耐えています。

このnote自体も未来の誰かの心の支えになればと思います。

リラックスが大事

最悪だった日から一日あけての技能教習は1時間だけでした。前の一時間は効果測定(仮免試験前の学科試験みたいなもの)だったのですが、それは次の記事で書きます。

前回の教習を引きずらないように気持ちをリセットして臨もうと思っていたところ、これまで教わったことのない指導員の方が担当だったので自然とフラットな気持ちになりました。

その指導員の方はとても柔和で、ちょっと厳しさが奥の方に見え隠れはしますが、できていない瞬間に止めてくれて、何ができていないか、どうすればいいか、車体がどうなっているかなどを確認させてくれて、色々とモヤモヤしていたものがスッキリと晴れる感覚がありました。

もちろん理解できても上手くできるのとは話が違いますが、前回よりもミラーはチラ見でスマートに確認できるし、指示器の操作とハンドル操作が同時になってしまうこともなくなってきました。

慣れもそうだとは思うのですが、圧倒的にリラックスして運転していたのがよかった気がします。

ただ、、、S字とクランクはやればやるほど下手になります。。。

訳のわからないまま初日に感覚で通った時が一番上手かった気がします;;

分析するに、慣れてきて少しスピードが速い状態ではいってしまいハンドル操作が間に合っていないのかなと。

それにしても初日から積み重なっている「しっくりきていない感」が拭えません。

  • ブレーキの踏み加減

  • アクセルの踏み加減

  • ハンドルのまわし加減

  • 前方の車体感覚

  • 左方の車体感覚

  • 後方の車体感覚

ぜんぜんしっくりきていないです。車体感覚なんて1mmも感じない…。

一番苦手なのはやっぱり発着点の左に寄せることで、どれくらい寄ったのかが本当にわからない。

いや「寄ってない」こと自体はわかるのだけれど、どのような細かい操作をすればさらに寄せられるのか、なぜ離れてしまうのかがわかっていないっぽい。

次の2時間くらいでだいたい落ち着いてすべてのコースをこなせるようになり、これらの苦手項目を克服し、その次ではケアレスミスがあるくらいにしておきたい。。。

あと3時間乗ったら修了検定(仮免検定)だ~!

全然足りない!あと10時間は乗りたいっ!!!


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