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ジャスサーになった話~【妻のトリセツ】の話とかも添えて
30歳になった。
エヴァ最終回さながらの歓声を脳内でセルフイメージしながらまたひとつ、歳を重ねた。
「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」
もはやアラウンドサーティーではなくジャストサーティー。ジャスサー。
来年になればまたアラサーに。
大人になったんだな、ピアノの音さえ胸に染みるぜ。
歳を重ねるにつれ、対面で誰かに祝ってもらう機会は少なくなり
さらに今年はCovid-19により、もはや外出もままならない状態。
解除になったかと思えば、また規制がはじまる。
文字通り未曽有の出来事なので、暫くはこの状況は変わらないだろう。
そんな中でも、人ひとりの誕生日をわざわざ覚えていて連絡をくれる人が毎年いてくれるのは本当幸せなことだよな。
しかも昨今のあらゆるwebサービスの普及により、ただお祝いメッセージを送るだけでなく、各ショップで使える金券なんかもセットでプレゼントできたりする。
おかげさまで、スタバのクーポンが手元に3枚ある。笑
(僕も誰かの誕生日の時はスタバクーポンを渡しているけど、これもらう立場になるとめっちゃうれしいな。)
ぜひ大切な人の記念日にプレゼントしてみてください。
願わくば私にもおこぼれを…。
話は変わり。
友人から、昨日お借りしたこの本。
さっそく読んでみた。150ページくらいなので、さっと読めた。
『ネガティブトリガーをつくらないこと』
『ポジティブトリガーをつくること』
この二つの大テーマのもと、話が進んでいく。
ページ配分としては、前者が100、後半が50ページなので、いかにネガティブトリガーをつくらないよう努力できるかが妻攻略のカギともいえる。
さらに言うと、世の男性諸君はこのトリガーを予期せず引きがちなので要注意である。
※『ネガティブトリガー』…怖い、辛い、ひどいなどの嫌な思いの引き金(トリガー)
※『ポジティブトリガー』…嬉しい、美味しい、かわいいなどのいい思いの引き金
御多分に漏れず、人の変化に気づきにくい私は、まずは自分にとって大切な人たちくらいはちゃんと見ていこうと決意した。笑
本文中に、『女性はオチのない話を延々と話すのが好きだけれど、話を聞く男性にとっては、そのオチのない話を聞かされることに苦痛を感じる場合が多い』なんて記述があったけれど、個人的には苦痛を感じてない方の男性である。
この前ちょっとだけ衝撃だったのは、彼女と電話していた時に、
『toshiって、「ちょっと聞いてよー!」って、よく言うよね』
と言われたこと。
ここで言う、「ちょっと聞いてよー!」は、こういうことが起きたんだけどちょっと話聞いてくれる?(というかむしろ聞かせるよ!?)というニュアンスのもの。
彼女はこの発言後、「そういうとこ、イイよねー」的なこと言ってたので、多分好意的なコメントだったと考えている。
そしてこの「ちょっと聞いてよ」から始まる話は当然、ただ身の回りにあったことの報告なので、別に大したオチがあるわけでもない。
だいたい自ら、「…っていう話」と言い切り閉幕。
別に意見を求めていない。
ただ話をしたかった、聞いてほしかっただけである。
これは完全に女性脳…ッ‼
あとこの本を読む2ヶ月くらい前に、同著者の書籍
【夫のトリセツ】もすでに読み終わっている。
生物学上「オス」にあたる自分がなぜこっちを先に
読んでいるのかはよく分からないが、【夫】【妻】トリセツの
両方に言えるのは、「知ってる」ということばかり。
ただし「知っている」と「実践できている」というのはまた違う。
そういうことを考えながら、私は明日にでも「夫」になれるし
「妻」にもなる準備をしているのである。
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私が誕生日を迎える前日。
芸能界でまた一人自殺者が出てしまった。
自分と同い歳だったこと、そして
現役で活躍していた超俳優だったこと。
いつ何の前触れもなく、大切な人がいなくなってしまうか。
明日は我が身と思い、伝えたいことはすぐに伝えるようにしよう。
今フランスにいる彼女へ「あと1週間で死にます、ってお医者さんに言われたらなにする?」って聞いたら、「この状況で日本に帰るのは厳しいので、ルーブル美術館に行きたい」と、とても現実的な回答をいただいた。
ちなみに「ルーブルには1週間いなきゃでしょ!」って高らかに話していたので、たぶん彼女はルーブルで息絶える。
無事帰ってくるのを待っている。
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