CMC会の代表就任
今年の5月からCMC会の代表に就任しました。
CMC会とは何か?とお話する前に、CMC会の大元となる「大学不動産連盟」についてご説明します。
2017年時点で7000名ほどの会員数でしたが、毎年会員数を伸ばしており現在は8000~9000名前後と思われます。
私は明治大学卒なので建設・不動産駿台会に在籍しています。その会員が地域ごとに開催している情報交換会の代表というわけです。
CMC会は、千代田区(C)、港区(M)、中央区(C)のイニシャルをとった名称です。
都心にあるだけあって、他の業者会と比べても参加人数が多いです。毎月第一木曜日に開催していますが、80~100名前後の人数がコンスタントに集まります。
情報交換会の度に会員間での成約があれば都度報告します。このような会に参加し、時間とお金を投資しているわけですからビジネス(そして健全な取引)につなげようというのが本来の目的です。
CMC会は、地域会の中で第3位(成約件数・成約金)に位置しています。毎年トップは六本木会で、例年CMC会は2位でしたが昨年は上野会に抜かれてしまいました。
今年は、成約金100万超とランキング1位を目標に頑張っていきます!
私も過去に何件も成約したことがあります。なかでも大変助かっているのが、レインズに登録しても売れない物件がここでは成約になることです。
例えばお寺さんがもっている借地案件です。借地というだけで手間なのにお寺さんの独自ルールが加わることによって、さらにめんどくさい案件になります。
このような案件は、経験がないと対応に苦慮します。特に買主と売主に挟まれる仲介業者は双方の要望をうまくコントロールして、成約に繋げていかなくてはなりません。
ただ借地案件の取引は大手でもそれほど多くはなく、そのうえ借地は所有権よりも売買金額が小さくなるため手を出さない業者も珍しくありません。
大学不動産連盟のメンバーは業歴30年以上で百戦錬磨の諸先輩方がたくさんいますので、手がかかる案件も上手く解決へ導いてくれます。
何より困ったときに相談できる人がたくさんいるっていうのが大きいです。
成約に繋がらないのに相談してばかりして申し訳ないな、と考えてしまうこともありますが、最近は気兼ねなく聞けるようになりました。
CMC会の世話人(事務局)になって7年経ち、だいぶ慣れてきたというのもありますが、世話人として仕事を続けてきたことを褒めてもらったことがきっかけで、自身も既に会に貢献しているのだという自負を持てるようになったためです。
自身が最年少代表ということもあり、これからを担う20代・30代のメンバーに積極的に参加してもらい、自身が体験したような経験を数多く積んでほしいです。
自分が代表になることでもっと若い世代が活躍できるような環境を作りたいと考えています。
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