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【僕が好きだったもの⑤: 洋楽】

久しぶりに。
こないだ、同世代の人と打ち合わせしてたとき、何の音楽にしようかと相談して、90年代洋楽をapple musicで流して見たら、随分盛り上がった。
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僕は中学から寮に入ったので、テレビなし、(もちろんスマホなし)の結構ストイックな生活を送った。今思えば、寮生活って、朝6時半に起きてラジオ体操、朝食、部屋の清掃、部活終わったら大急ぎで入浴、一斉学習、消灯、と規律正しかったな。
当時の唯一の愉しみは、東芝やAIWAのダブルラジカセから流れる「音楽」だった。
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友達から借りてダビングしたり、ラジオ番組を録音したりして、繰り返し聞いていた。
土曜の夜の「ベストヒットUSA」だったかな(?)も、欠かさず見ていた。
姉が”今週のミス・マリア”として登場してきたときは、気絶した。
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音楽はまったくの素人ですが、好きで聞いていた。
いつか、この歌詞が全部理解できるくらい英語を頑張ろうと思ったりしたし、
世界に出てみたいな、と思ったりした。
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ということで、よく聴いていた洋楽アーティストベスト5。
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⑤スターシップ
"We built this city"は度肝を抜かれた。この町は俺たちが作った?ロックンロールで作った?
なんだそれは!聞くだけで頭がぐるぐるした。でも何か嬉しくなった。音楽と町への誇らしさ。痛快だ。
"Sara"や”愛はとまらない”も想像だけの中学男子ながらよく聞いた。
https://www.youtube.com/watch?v=K1b8AhIsSYQ
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④ヒューイルイス&ザ・ニュース
いや、よく聴きました。あの野太い声、いつも愉しげで、パワフル。心に描いたアメリカ像そのものだったし、なんか聞くたびに元気が出た。個人的には"The Heart of Rock and Roll"アルバム"sports"が最高に好きで、イントロの心臓の鼓動がビートになって、ワクワクした。PVもいいだなあ、アメリカぽくて。絶対アメリカに行こうと決意した。その後、ワシントンに赴任が決まったとき、行きの機内で、顔がほころんで堪らなかった。ああ、あのハスキーな声、魂込めた歌、良かった。
https://www.youtube.com/watch?v=M7JVlpm0eRs
※ちなみに、若い頃のカラオケ十八番は『完全無欠のロックンローラー』だったのだが、考えたら、路線同じだなあ。
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③ビリー・ジョエル
はい、これは鉄板。もう多くを語る必要なし。
寮の同室の友人が、彼女からテープもらったんだ!などと言って(自慢して)、毎晩部屋で流していたのを不承不承一緒に聴いていたら、僕もハマった。
素晴らしい楽曲は数限りないが、特に"honesty""My Life""Piano Man"が好き、あ、"Updown Girl”もいいね。
"Big shot"も野心的な曲で、この熟語を知ったのもこの曲のお陰でした。
https://www.youtube.com/watch?v=SuFScoO4tb0
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②ダリル・ホール&ジョン・オーツ
もう聴いた聴いた。ヘビーローテションという意味では随一。
寮での消灯後のベッドの中で一晩中リピートで聴いていた。
メロディが華やかで涼し気で、気持ちいい。でもソウルもある。1曲も駄作がないように僕には思えた。
"Rich Girl""I can't go for that""you make my dreams"どれを聴いても、中学時代に戻れる。
"private eyse"聴いて体が動き出さない人間は地球上にいないと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=oIAkRVBS-0U
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①ジョン・クーガー・メレンキャンプ
実は一番心に突き刺さって聴いていたのは、この方。名前が途中で変わったりしたけど。
カントリーっぽいロックで、何より、ジョンクーガーの歌声が演歌です。しゃがれ声にパンチのあるタンバリンの音、なんか聴いているだけで積み藁の風景が見えてくるというか、アメリカの人気のない小さな町を想像した。
好きだったのは、"small town"ー何にもない、小さい町で生まれて、教育受けて、チャンスもないけど、将来を思い浮かべて、やってやるぜ、みたいな曲だったような(と勝手に推測していた)。なんかこう、腹の底にズシンと来るガッツというか、小さいことに誇りを持ってるギラギラ感に惹かれたことを覚えている。アルバムのタイトルがscarecrow(かかし)ですからね。いいです。"Rain on the scarecrow"もいいね。
https://www.youtube.com/watch?v=0CVLVaBECuc
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皆さんの想い出のアーティストはどなたでしょうか?
趣味が重なる方がおられれば、いつか、語り合いましょう!

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