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理想に追い詰められているだけ?分かってはいるけれど育児と仕事の両立は悩ましい

 こんまりさんがお子さんが生まれて片づけを諦めたという記事が過去に話題になりました。
 仕事でもあったはずの片づけを「諦めた」と言い切れるこんまりさんは潔くて素敵で、そんな生き様や考え方も含めて彼女の魅力なのだろうとも思います。
 一方私といえば、子育ても仕事も諦められなくて絶賛もがいているところです・・・。
 諦めの悪さやしぶとさこそが自分の良さだという思いもあり、「諦める」という言葉に抵抗感があるのかもしれません。

やり切ると誓った仕事と育児、だけど…

 子どもを育てながら仕事もやりきるんだ!と固く決意していても、現実はそううまいこといかない。

 外の世界に飛び込むことが私の今の仕事だ、という話を半年ほど前にnoteでお話させていただきました。コロナ禍の育児で闇落ちした経験もあり、外に出られるからには成果を出したい!と、産前のようにとにかく仕事を詰め込んでいるところです。

 でも17時には仕事を切り上げて保育園に子供を迎えにいかないといけない。子どもが体調を崩せば看病しながらの在宅ワーク。そうなると、日中片付かなかった仕事をするのは子どもが寝てからか、起きる前の早朝。加えて始まるイヤイヤ期…保育園へのお迎えはもちろん、子育ては夫と分担しながらやっているのですが、それでも正直、この半年は睡眠不足と疲労で免疫力が低下し、風邪を引きまくっていたように思います。これはよくないな、と自分でも思っています・・・。

娘に朝ご飯食べさせながら身支度するかよこ、朝は時間との勝負ですよね

 子育ても仕事も手は抜きたくない。子供は愛情いっぱいに育てたいし、仕事はしっかり役割を果たしたい。

 でも、その「手を抜かない」の基準は、誰かに強制されている訳でも、社会からの目を気にしている訳でもなく、自分の理想で自分を追い詰めて首を絞めているだけだったりもするんですよね。

 例えば、家の片づけに関しては「家族が心地よければそれでいい」と、キレイの基準は下げながら、家の仕組みをととのえて苦じゃない範囲で取り組んでいます。(過去のnoteでもお話したとおりです)

 そうやって自分が描く理想ではなく、物事の本質や基準を見つめ直したら、そこまで無理しなくていいこともあるかもしれない。

「愛情=手作りのご飯」という理想に向き合う

 子育ては少しずつですが、育てながら手探りで向き合っているところです。

 昔の私は手作りのご飯を食べさせることが愛情いっぱいの子育てだと思っていました。それは私自身が幼いころ祖母の手作りのご飯とお菓子で育ってきて、愛情のある子育てとはそういうものだと思っていたから。
 スーパーのお菓子は食べさせたくない!朝も夜もご飯は手作り!今振り返れば必要以上にピリピリしていたように思います。

えほんを見て「ホットケーキ作りたい」と言われて一緒に作っているかよこ

 でも、到底無理なんですよね、料理が趣味という訳でもないし…今は娘がスーパーでキャラクターものの菓子パンを手にとっても、何の抵抗もなく買い物カゴに入れるし、夜ご飯を作れないほど忙しいときは家族でファミレスに行くことだってあります。

 最初に手作りを諦めた時は罪悪感もあったのですが、手作りのご飯じゃないからといって、娘への愛情が無くなったわけではありませんし、娘は今日も元気すぎるほどすくすくと育っています。

遠足のお弁当。キャラ弁は作れません。

 夫にも「僕は一度も手作りのご飯を強制してないよ」と言われ、そうかこれは自分で勝手に理想に追い詰められていたんだと気づいたのです。

でも仕事は今のところどれも諦められないんですよねー

 なんで仕事は諦められないんでしょうかね。客観的にみたら、これも理想という気がする。
 諦めるか死ぬ気でやり切るかの二択なんて誰にも迫られていないし、人に任せたり、やり方を考え直して無駄を省いたり、やりようはいくらでもあると自分でもわかっているのですが。

  • 諦めという言葉は自分の価値観を自分で否定するようで未だにやっぱり抵抗があるのか

  • これまでとにかく仕事を詰め込んでやり切っていくことが、結果を出すための勝ちパターンだったから、そのパターンを変える勝算がついていないのか

  • ようやく闇落ち期から復帰して外の世界に飛び込んでいける環境ができたのに、仕事を手放すことで、また闇落ち期に戻ってしまうのではと恐れているのか

 かといってこのまま仕事を詰め込み続けたら体調は良くならないし一緒に働く仲間にも影響がでる…
 経営者noteらしからぬ発信ですが、絶賛悩みもがき中です。

どうするかよこ。(大河ドラマのタイトルみたいですね)

 また半年ぐらいしたら考え方も変わっているのかな?どう考えが変わったか、温かく見守っていただければ。

コップを望遠鏡みたいにのぞく娘。中のお茶はどこにいった?

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