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余裕のない時こそ、周囲への気遣いを意識しよう

うちの会社でも、在宅勤務を含め、緊急時の勤務体制が始まって3週間が経過しました。長期戦が見込まれる中で、勤務環境の変化や、感染防止対策、お子さんの休校など、いろんなことに振り回されて、疲れが出ている方も多いのではないでしょうか?

心の余裕が無くなる時期だからこそ、改めて心がけてほしいなと思っていることを、先日スタッフに伝えました。

うちの場合、管理部スタッフや、リーダーの現場調整のおかげで、それほど遅くないタイミングで緊急時の勤務体制に移行できたんじゃないかなと思っています。

私も、3週間前から在宅勤務を始めています。妊婦なので特に感染症の予防には敏感です。正直、在宅勤務できるようになってホッとしていたのですが、この状態で安心していてはいけない、と気づかされることがありました。

NewsPicksというニュースサイトでのユーザーコメントがきっかけでした。

↓以下抜粋
在宅勤務は結構ですが、社会システムの維持のために現場に立って働いている人たちも沢山居ます。医療はもちろんですが、例えば流通です。

この状況下では可能な限り在宅勤務を進めるべきですし、この非常事態が終わった後もリモートワークのトレンドは続くのでしょう。それでも社会システムは現場に立ち人と相対して働いている多くの人たちで支えられています。そうした人たちへ心からのリスペクトと、この状況に対応するための可能な限りの支援と対策が届けられるべきです。

このコメントを読んで、岐阜の物流センターや本社の受注チームの顔がよぎりました。

実はうちの会社では、出荷に関わる上記2部門のスタッフは、例外として出社勤務を続けてもらっています。当然、関わるスタッフには公共交通機関を使わないなど安全には配慮していましたが、本音では今の勤務体制をどう思っているのか?実は、その気持ちにまで寄り添えていない自分がいることに気づきました。

想像してみると、それぞれ家族があり、普段の生活があります。安全を考えたら在宅をできればという気持ちを持っていても不思議ではないです。また、自分たちが感染してしまったら会社に迷惑をかけてしまうというプレッシャーは半端ないと思います。それぞれの部門責任者からは、不満の声は上がってきていなかったのですが、見えない不安の中で現場を支えてくれていることに、もっと感謝と配慮が必要だったと、申し訳ない気持ちになりました。

スタッフには、改めて、こんなお願いをしました。

勤務スタイルが多様になりお互いの顔が見えづらいこんな状況だからこそ、相手がどんな環境下にあるのか、想像力を働かせてみてほしいです。

また、同時に想像を働かせるだけでなく、相手がどうなっているのか意識的に声をかけてほしいと思っています。

人は自分の知っている範囲で物事を判断してしまう傾向があります。もしかしたら良かれと思っていることが、相手にとって喜ばしくないことだったり、解釈にすれ違いがあるかもしれません。

こういった状況だからこそ、あえて電話など使って、テキストコミュニケーションだけでなく、声を掛け合うのも有効だと思います。

出社、在宅それぞれ日々ストレスにされされています。自分のことでいっぱいいっぱいになるのは当然です。だからこそ、一呼吸おいて、お互いへの気遣いを忘れず過ごしましょう。

そんなメッセージを投げかけました。

皆さんはどうですか?誰しも余裕がなくなって当然の状況だと思います。だからこそ余裕がないことを自覚して、一呼吸おいて行動してみてはどうでしょうか?こんな状況下でも、自分のことばかり考えるのではなく、相手を気遣う心を失わず過ごせるようにしたいですね。


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