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事務所の場所とか内装とか

今回は、コンセプトから離れて、事務所の場所とは内装のご案内です。

霞が関にあるのは裁判所に近いからです

法律事務所アルシエンは東京の霞が関にあります。
首相官邸の斜め向かい、内閣府の前というロケーションです。
狙撃スポットらしく要人が来日する際は窓を開けるのを禁止されることもあります。

霞が関というと官公庁の他は大規模なビルばかりなのですが、なぜか霞が関三丁目のこの一画だけ雑居ビルが残っています。霞ヶ関ビルのようなスゴいビルに入っているわけではありません。
霞ヶ関MHタワーズというビルの2階と4階を借りてます。タワーズという割に9階建てですし1棟しかありません。
※オーナーさんごめんなさい。

住所表記は「霞が関」ですがビル名は「霞ヶ関」なので当事者目録の代理人住所欄は間違えやすいです。

裁判所や弁護士会へは歩いて行けます。

霞が関という場所は、裁判所に近いということから選びました。

裁判所が近いというのは訴訟をする事務所としてはとてもメリットがあると考えています。

期日の出頭もしやすいですし、事務局が裁判所に書面を届ける、受け取りに行くにも便利です。
また、仮処分・仮差押えにおいて補正を求められた場合も、事務所に戻ってすぐに修正して追完するということもしやすいです。たまにはその日に決定をもらわないと間に合わないという案件もありますが、事務所に戻る時間が取られていたら補正が間に合わなかったかもとも思う案件もあります。
極めて異例なケースですが、16時30分に来られた相談者が相続放棄をすることになったところ、当日が熟慮期間の最終日だったこともありました。すぐに家庭裁判所に行き手書きで申立書を出してもらったのですが(添付書類は全て追完予定で受理してもらいました。)、裁判所が近くて助かったと思いました。

内装デザイン

事務所の内装デザインは毎回、岡由雨子建築ディザインの岡由雨子さんにお願いしています。

岡由雨子さんは、

・住まいの環境デザイン・アワード 東京ガス賞
・グッドデザイン賞
・イタリア「A’Design Award」銀賞
・ドイツ「German Design Award 2018
・Excellent Communications Design Architecture カテゴリー」Winner賞

などを受賞している方です。

アルシエンの開設以来、虎ノ門の事務所、2階会議室、かつて契約していた分室、4階会議室とこの10年間で4回お頼みしているのですが、いつもかっこ良い事務所を作ってくれます。

せっかくデザインしていただいた素晴らしい作品を3回も壊しているので申し訳ないくらいです。

せっかくなので、事情により壊してしまった会議室の写真も掲載します。

隠れ家探偵所風に作ってくださいとリクエストした分室はとても気に入っていたのでとても残念です。お客様から「探偵事務所みたいですね」と言ってもらえた時は、思わず「そうねんですよ!」と興奮してしまいました。

以前使用していた2階会議室スペースも黄緑という法律事務所らしからぬ会議室やガラス引き戸に木の飾り天井という素敵な会議室でした。日本建築学会賞も取っている建築士の先生にも褒められてとても鼻が高かったのに、残念ながら壊してしまいました。


現在の会議室フロア

事務所の会議室フロアに入ると目を引くのが大きな書です。

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1枚岩の壁にどーんと飾ってあります。
これはパートナーの先生のご縁で塙雲峰先生に書いていただきました。

漢字で「有支援」(アルシエン)と事務所理念である

「しなやかな解決力」
「先端的事案への挑戦」
「縁をつなぎ円をえがく」
の3つの言葉を書いてもらっています。

会議室A

会議室は4つあります。

会議室Aはメイン会議室です。白と黒を基調としたシンプルな会議室です。
ガラス張りのホワイトボードや70インチの大型ディスプレイなどがあります。

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会議室B

オシャレな会議室をイメージしてもらいました。ワインバーのような雰囲気です。

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会議室Bに飾ってある陶器や絵はほとんど北先生の私物です。アートは人の目に触れるべきだとの考えで、北先生の私物のアートは事務所に飾ってくれています。

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ワインセラーもあります。ワインセラーには清水先生の私物のワインが入っており、たまに事務所内で飲むこともあります。

ちなみに清水先生は、日本ソムリエ協会(JSA) ワインエキスパートの資格をもち、J.S.Aワイン検定シルバークラス講師も勤めています。

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会議室C

小さな会議室です。
明るく後ろに首相官邸の緑も入るので、Webミーティングなどで利用していることも多い部屋です。

この部屋の壁にもガラス製のホワイトボードを付けています。

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会議室D

お子様連れのご相談者向けです。
お子様連れでも安心してご来所いただけるようにチャイルドチェアや小さいお子様が座れるスペースを用意してあります。

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その他のスペース

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エントランスには、アルコールディスペンサーを置いています。ちなみにエントランスに飾ってある絵も北先生の私物です。

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事務所内の飾り付けは、インテリアコーディネーターの田中香澄さんにお願いしました。やはりプロは違います。

執務スペース

会議室スペースは岡さんにデザインしてもらい、田中さんにインテリアコーティネートをしてもらいかっこ良く仕上がっていますが、執務スペースは一切手を加えていません。

ということで、皆様にお見せできるような写真はありません。

アルシエンはミニマム経営の集合体を目指しているので、お客様をお通しする会議室スペースはさておき、執務スペースには一切造作を加えないという方針なのです。




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