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The rise of afrobeats

 記念すべき初投稿は、Afrobeatsの黎明期ってどんな感じだったかという海外記事の紹介。

 今や配信で数千万再生のヒットを飛ばすafrobeats。その黎明期について調べてて見つけたのが「the rise of afrobeats」というイギリスはガーディアンウェブの記事。これが掲載されたのは10年前のオリンピックイヤー2012年で、その幕開けを伝える花火でD’banjの「oliver twist」がかかったこと、そしてこれから皆がAfrobeatsを耳にすることになるだろう、という話から始まります。

 続いてはAfrobeatsって何か?についての説明で、それはフェラクティのAfrobeatと「s」一文字の違いだけど別ものであって、欧米のラップとガーナやナイジェリアのポップが混ざって生まれた全く新しいものである、と。「Afrobeats」という言葉は、DJのAbrantee がChoice fmでのショーを2011年に始めた時にできた名前だそうで、彼へのインタビューによると「hip life、hi life,、nigerbeats,、jujuをまとめてAfrobeatsと名付けた」「Afrobeatは60年代のもっとインストゥルメンタルな音楽で、Afrobeatsはhip hopやファンキーハウスと絡み合った、もっと若い感覚(の音楽)だ」。なんとなくイメージがつかめるような。

 リスナーは最初は若いキッズ中心で、ファンキーハウスやgrimeが出てきた時みたいに飛びついたらしい。それがアフリカ移民の親たちにまで支持されていったと。アフリカ音楽はかっこよくないと思われてたけど、子供が自分たちの文化に関心を持ってくれて喜んだ、なんて良い話。

 UKやUSのアーティストもすでに関心をもち始めていて、D’baj、Wizkid、2face idibia、P squareが、kanye westやakonと契約したとあります。Afrobeats推しだというラッパー、Swayのインタビューも。Wizkidはその後drakeのone danceでフィーチャーされるなど今やスターとなりました。

 その他にも、60年代のFela Kutiと今D’banjがしていることは、西洋の影響とアフリカの文化をくわえて皆に受けるものにしてるところが同じだよね、とか、インターネットで欧米の音を入手できたり音質や画質が良くなったりテクノロジーが英米アフリカの交流を加速をさせてる、とかとか、面白いことが書いてあります。

 とかいつまんでサマリー的に紹介してみましたが、詳しく(そして正しく)はこちらをチェック下さいね。
https://amp.theguardian.com/.../jan/19/the-rise-of-afrobeats



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