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心を揺さぶる本物の歌

July 28, 2023

Transcription

U.S. Secretary of State Antony Blinken and Defense Secretary Lloyd Austin meet Australian leaders to discuss nuclear submarines, security and energy.

U.S. government lawyers add three new charges and charge another person in their case against former President Donald Trump over classified documents.

Hong Kong's High Court rejects a request by the territory’s government to ban the protest song “Glory to Hong Kong,” saying it would harm freedom of expression.

And military leaders of the government overthrow in Niger warn against foreign intervention as unrest continues in the country.

訳例

アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官とロイド・オースティン国防長官がオーストラリア首脳と会談し、原子力潜水艦、安全保障、エネルギーについて協議しました。

米政府弁護団は、機密文書をめぐるドナルド・トランプ前大統領への裁判で、新たに3件の告訴を追加し、また、もう1人を起訴しました。

香港高等法院は、デモソング「香港に栄光あれ」の香港政府からの禁止要求は、表現の自由を害するとして却下しました。

そしてニジェールの政府転覆の軍幹部は、同国で動揺が続く中、外国の介入に反発しています。

勝手に探究

香港のデモソングに関して何も知らなかったので検索してみると、YouTubeにアップされていました。「3年前」との表示であり、香港の自由が制限される「国家安全維持法」の採択の頃の抗議行動の一環だったと思われます。

しかし、その「波」は当局に押さえつけられ、民主派のよりどころともなった新聞「アップルデイリー」は、創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏や幹部が次々に逮捕、収監され、国家安全維持法の採択から約1年で発行停止に追い込まれました。

民衆の声はYouTubeでかろうじて聞こえるばかりとなっていたのでしょうが、それも許さないというのが当局の姿勢です。

しかし、この「強権的な取り締まり」に対して司法がノーを突きつけたというじゃないですか。まだ香港に司法の独立があったのか、と正直、驚きです。

ただ、高等法院とは日本で言う高等裁判所にあたり、まだ、終審法院(=最高裁判所)が控えているので安心はできません。「結局は・・・」なんて悲観的にもなってしまうところですが、このニュースでもう一度香港の民主派に光が当てられ、本国の指導部に変化をもたらすような影響が出てくると期待します。

ここまで引っ張りましたが、「香港に栄光あれ」を是非、お聞きください。本物の歌は心を揺さぶるんだと改めて感じます。

むやみな抵抗で目を付けられ拘束されるようなことを進めるつもりはありません。できるなら望む自由がある国へ、なんなら日本に来てください(政府はそれをフォローしましょう!)。

しかし、権力の理不尽に抗議する姿勢は、静かに、しかし強く保っているべきだと感じました。

香港加油!

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