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気付いたら始めましょう!

June 13, 2023

Transcription

In the U.S., presidential candidate and former President Donald Trump appears in a Miami court to face 37 federal charges related to classified government documents.

In Ukraine, an area governor says at least 10 people were killed and 25 wounded in a Russian strike on the city of Kryvyi Rih.

In Belgium, thousands of public health and social workers protest a shrinking workforce in Brussels.

And the United Nations says an insurance company will cover the removal of oil from an unsupervised tanker off Yemen’s coast since 2015.

訳例

米国では、大統領候補で前大統領のドナルド・トランプ氏が、政府の機密文書に関連する37の連邦政府の容疑に問われ、マイアミの裁判所に出廷しました。

ウクライナでは、ロシアから空爆を受けて、クリブイリフ市で少なくとも10人が死亡し、25人が負傷したと地域知事が発表しています。

ベルギーでは、数千人の保健・社会保障従事者がブリュッセルで人員削減(=人手不足)に抗議しています。

また、国連は、2015年以来イエメンの沿岸で管理されていないタンカーからの原油の除去を保険会社が補償すると発表しました。

勝手に探究

老朽化した石油タンカーが手つかずで放って置かれているとのニュース。タンカーにも積載された大量の原油にもそれなりの価値があったはずなのにどうしてそうなってしまったのでしょう。

さっそく調べてみましょう!

上記のサイトで全てが分かってしまいました。ちょっと長いのですが引用します。

<日立造船建造で、かつてエッソ・ジャパン(現エネオス傘下)が保有していた石油タンカーがイエメン沖の紅海上で雨ざらしになっていて、積載原油の漏洩、また最悪の場合に爆発の危機にさらされている。5年前までは、新規所有者のイエメン政府が、洋上石油備蓄用に使用していたが、内戦ぼっ発で反政府武装組織フーシの手に落ちて以来、メインテナンスも施されないまま放置されていて、イエメン政府はもとより、国連も仲介役が果たせない状況となっている>

<現在も船内に残っている約100万バレルの原油から発生する可燃ガスを安全に処理するための不活性ガスが漏れ出してしまっているため、最悪の場合爆発する危険性をはらんでいるという。

専門家によれば、船体の損傷は取り返しのつかないほどになっており、今からでは如何なる修繕も不可能な状態であるという。

イエメン政府高官や欧州人外交官の証言によると、同タンカーの扱いについて何年もフーシ側と交渉しているが、彼らは“あたかも核兵器と同様の抑止力”として扱い、中々積極的な話し合いに応じてきていないという。

更にフーシ側は、同タンカー内の原油を数百万ドル(数億円)で買い取ることを要求していることからも、交渉が進展しない要因だとする>

日本で建造されたタンカーで、最後は洋上備蓄用に使われていたこと、内戦でメンテナンスが放棄され、積載された原油の漏洩、爆発の恐れがあること、タンカーを手に反政府組織が交渉を難しくしていること、が分かります。

それをなんとか国連がフォローしようという構図ですね。事情があるとはいえなんとももったいない話です。こういう話を聞くと、こうなる前にできることがあったのに、なんて結果論で言いたくなってしまいます。

この話は、身の回りの「悪化する可能性の高い問題」にはすぐに何らかの対処をすべき教訓としたいところです。

とりあえず、落ち続ける体力をフォローするべく、ちょっとした運動はじめますか。

なんて極めて卑近な話でムリヤリまとめてみました。また明日もお願いします。

参考にしたページ


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