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アメリカの敗北に備える

March 11, 2024

Transcription

In Cyprus, a ship belonging to a Spanish aid group prepares to transport aid into Gaza. Israel has said it welcomes the aid and would inspect the ship before it leaves Cyprus.

Japan reaches a deal with the World Health Organization to provide $8 million to treat injured Gazans in Egyptian hospitals.

After a general election in Portugal, no single party receives enough support to form a government.

And the U.S. military says it has airlifted some embassy workers out of Haiti, which remains under a state of emergency.

訳例

キプロスでは、スペインの支援団体の船がガザへの支援物資輸送を準備しています。イスラエルは、援助は受け入れるものの、キプロス出航前に船を検査すると表明しました。

日本は、エジプトの病院で負傷したガザの住民の治療に800万ドルを提供することで世界保健機関と合意しました。

ポルトガルの総選挙の結果、どの政党も単独政権樹立に十分な支持を得られませんでした。

米軍は、非常事態下にあるハイチから大使館員を空輸したと発表しました。

勝手に探究

アメリカの影響力の低下に合わせて世界が自立し始めているようです。残念なことに、この過渡期の混乱でもやはり市民が一番の被害者になっています。彼らには自国に賢明な政治家を擁立できなかったという過失があったといえば言えるのかもしれませんが、さすがにそれは厳しいか。どう足掻こうとも結局は時代の流れに逆らうことはできなかったでしょうし。

こうなってしまうとむしろアメリカの覇権が続いていた方が良かったかのようにも感じるのですが、技術が進んだ今でも戦闘は人間が行う以上、「命の価値が高くなりすぎて命をかけられない米兵」は戦場では使い物になりません。ここのところ代理戦争か空爆くらいしかしないのは、その程度に抑えているのではなく、それしかできないからです。軍事力の優勢を背景にしたアメリカの覇権は終わるしかなく、今はその影響を最小限にする涙ぐましい努力をしているとみます。

アメリカ政府がバックにいた政権はその後ろ盾を失い、手痛い仕返しを受けています。日本もその例外ではないだけに、今後の混乱は必至。蓄えや仕事を失っても再起すべく、今のうちから自己投資を続けましょう!

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