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サービスづくりにおける3つの円

サービスづくりにおける会社組織は、どんな役割があればいいのか。と考えてみて、よくある3つの円に職種を分類してみました。
3つの円は、参考にした書籍があります。こちら。

Businessの円には、Sales、Marketer、CSを分類し、Developmentの円は、エンジニア陣、Designの円に、UI Designer、Web Designerを分類をしています。DesignとDevelopmentが重なる所は、Design Engineerになり、Businessと重なる所が、Product Manager、Project Managerと整理しました。(管理部門は含まれません)

僕は過去に10年近く在籍していた出戻りなのですが、僕がいない2年半の間にエンジニア組織が立ち上がり拡大してきて、モノづくり文化がインストールされてきています。さらにドライブをかけるには、もう1つ加える必要があると思っています。それはデザインというピースです。

円の大きさを2016年の弊社の社員数で出してみると、あきらかです。

どういうバランスが最適かは、業界や各社によって様々と思いますが、サービスづくりをする会社においてDesignの円があきらかに小さいのが現状です。

2017年は、Developmentの円も大きくしていきますが、Designの円ももっと大きくする必要があります。

ただ人が集まればいい訳ではない

人が集まればいいのかといえば違います。前職グッドパッチでは、こんな言葉があります。

偉大なプロダクトは偉大なチームから生まれる。

自社から偉大なプロダクトを生み出す為に、偉大なチームをつくらないといけません。足りないピースであるデザインの円を広げる必要もありますが、ただ広げる(採用)だけでなく、育成・制度や働く環境、チームビルディングにどんどん関わっていき、偉大な組織をデザインしたいと思います。その為にも最上段にある会社のVision、Mission、Valueにも関わります。(詳細は前記事を参照ください)

モノ・コトづくりをするバのデザインに注力したい!そんな2017年のはじまりです。

・・・

※2017年12月11日 追記
この記事を移行していて、ひとつ記事を思い出したので追記です。

シリコンバレーでは、デザイナー:エンジニアの比率が一桁台だそうです。(PM1、デザイナー1、エンジニア8みたいな10人チームがイメージできますね)

一般的なIT企業は1:50と言われているそうで、圧倒的にデザイナーを採用し増やしてきているのが今(既に過去かも)のシリコンバレーの企業たちです。
弊社は、一般的な方の部類なので比率を変えていきたい!という思いで進めています!
そして、我らが日本企業のデザイナーエンジニア比率はどのような状況なんでしょうか?気になるところです。

出典元:過去5年間でデザイナーの採用目標が倍増——大手6社のデータに見るデザイン人材の動向(2017年6月02日の記事)


※2017年1月5日のMediumから移行

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