【読書】『東京改造計画』堀江貴文 @takapon_jp ーNewsPicksBook

ネットで見出しだけ見て結構同意できそうな内容が多かったので読んでみた。いま都民じゃないけど。

実際の都知事選はいろいろとテクニカルな話が飛び交っててそれはそれで面白そうですが大事なのは政策。

色々書いてあるんですが、あー！これはいいなー！と思ったのは5番目の「切符も改札機もなくす」という項目。

満員電車解消のためにダイナミックプライシングを導入しよう、という項目の続きであるこの章の中では、改札機をなくそう、というそのHowとして、こんな答えを出している。

3%の確率で不正が起きるなら、切符代を3%高くしてしまえばいい

これは個人的にめちゃめちゃ納得感のある方法で、と、いうのも前職で駐車場屋さんをしていた時に、似たような考え方をしていたことを思い出したから。

コインパーキングでは近年、一般的なフラップ駐車場（画像参照）に対して、フラップのような脱出防止の機械を設置せず、後ろにカメラだけつける駐車場が増えている。

「そんなの逃げ放題じゃん」と思うかもしれないが、これが意外とフラップ設置の駐車場と不正率はほとんど変わらない。つまり不正率を考慮に入れる必要がないから、今まで通りと同じ料金体系が設定できる。

今までの不正率（A)
新しい方式の不正率（B）

AとBの差の分だけ、料金転嫁すればいいだけの話なのだ。

この話をすると必ず出てくる反論が、「正直に払っている人に不正する奴の料金を上乗せするってことか！ふざけるな！」という人がいるが、答えは

「はい、そうです」

でしかない。商売なんだもん。

ということでこの政策めちゃめちゃ賛成でーす！実現してください！