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【005】(途中からネタバレあり)ありがとうMATRIX!

もう最高すぎた
ファンにはたまらない!
MATRIX1を50回以上は観たものとして
2、3は6回以上は観たものとして
ツッコミどころがあっても構わん!

やってくれてありがとう!ラナになったウォシャウスキー
ラナにもなったからできた大作!
この日を目標に今年は踏ん張ってこれたぞ!

良かった

2回も泣いてもうた

ところで英語&スペイン語字幕で実は完璧に理解していない!
ということで、また何度も観ることになりそうだぜMATRIX RESURRECTION

そしていつものようにMATRIXを見た後の地下鉄の風景がリアルに視えない!

当然だ!

※シリーズ未見の人は1,2,3観てからGo!!
ノー勉だとチンプンカンプン




((( ここから完全にネタバレ )))




とにかく良かった!あれだけの超大作をこんな風にまとめ上げて終わらせるとはラナ・ウォシャウスキーの愛が素晴らし過ぎる。
Neoネオはシリーズ3話でZAIONを護るためにウイルスとなったSMITHとの戦いをロボットたちのボスに提案。見事SMITHを倒してZAIONを守るのだが・・・その後、Neoは再びトーマス・アンダーソンとして新しく構築されたMATRIXの世界でなんとMATRIX三部作のゲームを作った世界的に有名なゲームメイカーとして存在している。そこで母体のワーナーからシリーズ4最新作を作るように命じられるのだが・・・そこでのやり取りは、まさにラナとリリー・ウォシャウスキー姉妹((かつては兄弟だったが性転換をして名前を変えた))監督自身がきっと何度もワーナーから突き付けられた要求そのものだったのだろう。この下りも皮肉たっぷりに見事に展開していく。この辺りから完全にのめり込んでいった。もうこれは普通の大作の続編とは違う。何かが違うのだ。何かを完全に凌駕しようとして魂を込めているのが伝わってきた。しっかりと何かに中指を立てながら

同じシリーズものでは、きっともっと観ているだろうSTARWARSのEpisode7、8、9も大好きなのだがが、やはりジョージ・ルーカスがメガホンを取っていないこの差は大きい。ラナだけだが、ウォシャウスキー本人がメガホンを取れたことがこの最終作のクオリティーを他のシリーズものの続編とは別格にしている。


第3話でNeoとTrinityがマシーン・シティーの大ボスのところへ向かう時に、雲の上に船が突き抜けた瞬間に現実世界では決して観られない太陽の光を拝んだシーンを誰もが覚えていることだろう。あの景色を見た時の感情を本作で敵からの攻撃から逃げ続けたTrinityは屋上で再び感じることになる。MATRIXの中だからそれは作られた太陽の光。あの朝日で終わらせようとするシーンとかもう泣いてしまった。

とにかく、ファンにはたまらないシーンとフラッシュバックが満載だ

現実の世界では人間たちの一部を解放することになったので電力がなくなったマシーン世界の方では、機械同士の戦争が起こっている。一方、ZAIONはなくなり再建されたAIO。そこでは、ロボットたちと共存し始めているシーンが映し出される。決して物語のお話に見えないリアルさを感じられるところまで、時代は迫ってきている。

あとオラクルのところにいた娘さん!サティ!
この登場の仕方も熱い!

そして忘れてはならないのはSMITHだ。この映画の中でのSMITHがブチかましまくってくれる!ネタバレとは言え、ここはミナまで語る必要はないだろう。SMITHハンパない!


さて・・・
なぜNeoとTrinityの二人は生かされた(活かされた)のか

この二人の愛のエネルギーがハンパじゃなさ過ぎるから蘇生させたという事実がアーキテクトの後任によって明かされる。しかも、二人を近づけ過ぎるとコントロールが効かなくなるから、微妙で絶妙な距離に二人のポット(現実世界でエネルギー供給のために繋がれている入れ物)が置かれている。


もうこれはTrinityが復活してNEOと手を合わせたらどうなるのか!


その待ち望んだシーンがしっかりとブチかまされる。
細部までこだわれば、ツッコミたいところはあったかも知れない。Neoの空間歪ませる感じの防御もなんだかなーと食傷気味に・・・一瞬なった時もあったがもうそんなことはどうでもいいのだ


これは愛の物語なのだ!


ラナ・ウォシャウスキーがワーナーからの要求をずっと拒み続けていた続編をなぜ製作することにしたのか。そのインタビューで、実はご両親を亡くしてしまったことで大きな喪失感に見舞われて立ち上がれなかった時に、自分にとって大切なNeoとTrinityなら復活させることができる。と思った途端に光が差してきたと話していたそうだ・・・


ここだ!
ラナになったウォシャウスキー
そして、この愛を復活させようとした想いがなければあのラストシーンはなかったのだ




トリニティー空を飛ぶ!




ZAIONがなくなった
Zはアルファベットで終わりの文字
Aは始まりの文字
Aから新たに始める
AIO
を人間たちは新たに築いた
なぜ、ZAIONのNがないのか?
Nは日本語では「ん」
終わりの文字だからだろう・・・


AI

あい

愛から始まるひらがなの50音!


AIO
愛を!


なのだよ!
日本大好きなラナはここでも愛を込めまくったに違いない!
AIO
愛をありがとう!MATRIX!!


もう、2回も泣いてしまった
スペインで見たから英語オリジナルのスペイン語字幕で完璧に細部まで理解していなかったはずだ
それでもビンビンきた!
2回も泣いた
これ日本語だったらもしかしたら泣いていなかっかかもしれない

バンバン感覚だけで入ってきた
最高だった
人がボトボト落ちるシーン以外は・・・



この日を目標に2021年下半期突っ走ってきて良かった
この宇宙で最も大切なもの

それは



愛だ!



ありがとう!MATRIX!
こんなシリーズの終わらせ方できるとか、もう凄すぎる
また、何十回も見るだろうて




皆様、良いお年をお迎えください!


p.s. MATRIX見終わったら地下鉄に乗るのだ!

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