心臓病を持って生まれた子供が医師になるまでの話
最初の記事なので自己紹介も兼ねて生い立ちを振り返ってみます。
私は幼稚園の頃、健診で心雑音を指摘されました。
病院での検査の結果「僧帽弁閉鎖不全症」という心臓病があることが発覚しました。
心臓は4つの部屋に区切られており、それぞれの部屋の出口のところに「弁」という血液逆流防止装置がついています。
僧帽弁は心臓の中で一番大きな弁で、左心房と左心室の間にあります。
私の場合生まれつきこの僧帽弁の形が異常で、きちんと弁が閉じないことで左心室から左心房へ血液の逆流が起こっている