ろくでなしブルース

今、隠れサイコパスと、パブロフの犬的な事を考えている。

っというのも、僕は今まですごい勘違いというか、先入観を持ってたかもしれない。
例えば世の中にはどーしようもない人達がいて(これを今後ろくでなしと呼ぶ)、でも個々人、良い部分もあって、だから憎みきれなかったり、結局なんだかんだと許してしまったりって誰にでも、どんな人の側にもろくでなしはいると思うんだけど、ろくでなしのその憎めない部分は、実は、もしかして、、、んー、言い方がパブロフの犬じゃないかもなんだけど、その憎めない部分、例えば優しいとこがあるとか、それって、本人も自覚してない条件反射的なものなんじゃないのかなっと。こーいう時ははこーするみたいな。

そこに、気持ちはないから、いわゆるサイコパスっとはまた違った、ろくでなしな人達の中には、条件反射的に良い部分とされる物が時々出てくるだけで、結局はある種のサイコパスで、凄く冷たい人間なんじゃなかろうか?っと思えてきて仕方がない今日この頃。

だから、善き人達は、相手のそれが本心なのか条件反射なのか疑問すら持たず、盲目的に、ろくでなしを庇護したりするんじゃないかなと。
それが友達だとか親類だとかだと尚更、「あの人だって、この人だって良いところがあるんだよ」っと守りたくなるんじゃないかなと。
でも、ただ、これはろくでなしども本人も条件反射なのか心からなのか分かってないっというのもある。
だから、ろくでなしをかばう人も出てくる。

まぁ、でも、条件反射だけで語れば、色々仮定したりして話せるけど、そこに「本心」とか心の問題、人間性が絡んでくるとややこしくなって仮説もたてられないのよね。

ほんとにね超個人的な話なんだけど、今までこの人はだらしないしバカだけど悪い人じゃないと思ってたけど、今書いたような事を考えるとね、いろんな方面からも、本人からの話も聞くとね、いろいろ辻褄の合わない事や、それはおかしいだろって事が沢山出てくるのね。

僕は、白黒はっきりしたいタイプだから、悪いことしてるのに良いとこもあるからって許すとか大嫌いな性格で、いやいや、前提として、大多数の人はまじめに静かに毎日を頑張って生きてんだから、良い部分があるからって悪いことした事許すのはおかしいだろって考えなのね。

だから、なんで、善き人達は悪いことを「良い部分もあるんだから」となぁなぁにしたり、怒って終了。でも、また同じ事を繰り返す。繰り返して繰り返しても、なんで次の日には何もなかったように仲良しこよし出来るんかなーって思ってたんだけど、相手が完全な悪であれば、普通、こいつもういいやって見切りつけちゃうじゃん。

そこでだ、自分の親兄弟含め、いろんなろくでなしを見てきた事を思い出してみるけど、ろくでなしががたまに見せる「優しさ」「良い部分」ってのはもしかして、こーいう時はこうするみたいな「条件反射」なだけで、隠れサイコパス。もしくはまた違ったサイコパスの形なんかなっと考えてる。

本音、別に冷たい人間がいていいのよ。
それ自体を否定も肯定もしてない。
そもそも、優しいとか優しくないとか、冷たいとか温かいとか、そんなもん、個々人で違うの当たり前なんだから、そこに否定も肯定もないでしょ。
そこを否定したり肯定したりする奴はそれこそ「自分勝手」でしょ。

世の中の当たり前のように、知らん人間が事故した現場を見て「可愛そう」って思うのが人情か?
それを見て「興味ない」って言う人を冷たいって非難するのもおかしな話じゃないか?
俺が思う優しさは、事故現場を見たら、その人を助けられるかどうか、野次馬じゃなくて、その場で自分に出来ることがあるか?、っと状況を見て、免許持ってる人間なら教習所で応急処置は学んでるから、相手の意識確認とかくらいならできるんだよな。
ただ、はっきり言って、そこに医者や看護師が通りかかるなんて宝くじ当たるようなもんだから(一等の宝くじとは言うてない)、素人が下手に手出して悪化してもっと思うのも分かる。

っていうか、だから、心の問題まで話しを突っ込むと、ややこしくなるからな、現象だけにスポット当てて話そう。

なので、例えば事故現場を見て、なにもアクション起こさないのにただ「可哀想」と同情するのも、「他人なんてどうでもいい」と冷たい発言する人も、どっちも、俺からしたら変わらんのよね。
行動だけ見てればね。

話は少しズレたけど、ろくでなしは事故現場を見て「可哀想」と思う条件付けがされてるだけで、実際、これは普通の人たちも含め大多数の人はテレビでニュースを見るように、次の事件や事故にスポットが変われば前のことは忘れちゃう。

ろくでなしは普段の自分の行動も振り返らないで、条件反射だけで見せる優しさで、事故現場を見て「他人が事故ろうがどーでもいい」っと言ってる人を非難するけど、大きな事があった時に問われる行動も大事だけど、普段の小さな事からの積み重ねで信頼ってのが積み上がっていく。

それを見てると、どーもろくでなしな奴らは自分の事ばっかで、たまに見せる優しさなんかただの条件反射に思えてきて、僕個人は「これは一種のサイコパスじゃなかろうか?」っと思ったので、これを書いてみました。

ろくでなしにもいろいろいるよね、「ろくでなし」という言葉単体だけだとかなり広くなるから定義が難しくなるんだけど、家族をかえりみず自分可愛さで他者に愛想振りまく(上辺だけの人間関係が生まれる)、すぐ約束を破る(どんな些細な約束でも破り続ければ信用が無くなることに気付いてない)、時間にルーズ(相手の時間の価値を考えてない)、無責任(後先考えてない)、例を挙げればキリがないけど、サイコパスという言葉が今言ったろくでなしの人達に合ってるのか分からんけど、それだけの事やっといて、良い部分もあるからって、その良い部分、それはただの条件反射にしか俺には見えないのよね。
これだけ人の気持ち無視して自分勝手に行動してるのよね見てると。

なので、「パブロフの犬」と「サイコパス」っというキーワードで、ろくでなしを語ってみました。

僕自身、20歳を超えてから大きなケンカというか(殴り合いじゃないよ。そもそも殴ったことも殴られたことも無いし)話し合いというか、「こいつらを変えてやろう」と動いた事あったけど、結局なにも変わらなくて、結論、人を変えるより自分が変わる方が早い。っと今までの短い人生経験の中で僕はそう思っていて、いままで「おかしい」っと思ったことに対しては怒ったりしてたんだけど、怒ってもこっちの気持ち伝わらなきゃ意味ないし、相手だって人間だから言い分もあるし、イライラするだけ無駄か。と思い、今は「こいつ合わね」っと思ったら即切断します。冷たいようですが自分の気持ちの安定の方が大事なので。
わざわざ話の通じない相手に何時間も時間使うの無駄だし。
そんな時間あったら絵少しでも進められるし。
っという事を補足しておきます。

生きてりゃいろんな人に会うし、会社とか属せば合わない相手もいるし、そんな時は、こいつ自分には無いおもろい視点で考えてるなー(バカだけど)っとか、それくらいテキトーでいいのよね。きっと。

#エッセイ

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