「親」について

「親」っという生き物について考えさせられる事柄があったので、少し考えてみたいと思います。

まず、前提として僕は「親」という立場になったことがありません。
これは、その立場になったことがあるか無いかだけではなく、何か思うところを書くとき、常に僕自身の独断と偏見です。

「親」というのは「自分勝手」であってはならないと僕は思っています。
僕が描く上で常にくろこちゃんで言っている「全ては己の決めたこと」っという責任を背負えるなら「我が、まま」であっても良いが、「自分勝手」であってはならないと思っています。

「親の心子知らず」っとはよく言うものも、正直なところ「子の心親知らず」の方が多い傾向に感じます。

っというのも、親は子供よりも、確かに社会的経験値では上をいっている。
だけど、世は常に動いていて、どんどん新しいモノや情報が流れていって、親世代の人間が自分の育ってきた時代のままの思考だと、子にとっては古過ぎる情報で、礼儀作法ならいざ知らず、今の時代、極端な例だと思うけど「良い大学入って、大企業に就職して」っとかって思考が、通用しないのよね。
通用しない事を子の世代はよく分かってるのよね。

「親」は子を1番に考えなきゃいけない。
「こうしなきゃいけない」っという断定する言葉は大嫌いだけど(自由という名の責任を何があろうが背負えるなら個々人の好きにしたらいいと思ってるから)、自分の子供そっちのけで他人に愛想振りまく、見栄を張る親(大概、親本人は子をおざなりにしてるの気づいてない)。
子のためと思っても、結果、自分勝手に動いてることが多々ある。

別にいいのよ。
それはそれで。
親だって人間だもん。
完璧じゃない。
社会に出たら親もその他大勢1人。
ただ、それに気づかないで「あんたらをたべさせるため」とか「あんたらの事を思って」とか子のせいにするのはいかがなものか?
自分だろ?子のために動くって決めたの。っと思っちゃう。

後は、もう単純に、子供が出来て育てる。
じゃなくて、親も子供と一緒に親としても人間としても育っていく。
親の方が社会的経験値は高いから注意することもアドバイスする事も、親だって人間だもん、感情的になる事もある。
だけど、基本的には一緒に育っていく。

子も、腹から生まれ出た瞬間から1人の人間。
だから血の繋がり関係無しに、もう見てる世界も、感じ方も何もかもが親と違う。
っと考えると、子から学ぶことだらけじゃん。

それを頭ごなしに親が生きてきた常識や考え方で非難するのは間違ってる。
子供がどうして、親から見たら怒られるような行動や言動をするのか、まずしっかり最後まで話し聞かなきゃ。
これは、この立場に立ってどれだけ考えようとしても、たぶん親には親の性格と自分が育ってきた環境からくる常識などで生きてるから、想像しきれない部分があると思うから。
それからでしょ、間違ってる部分を指摘したりするのは。

エラソーな事書いたけど、まぁ、自分に対しての言い訳だけど、僕が親になったと時に(なる可能性は限りなく0に近いと思ってるが)、冷静に子供と向き合えるのか、ちゃんと外ばっか向いてないでちゃんと「家族」を愛せるのか、会話なんか「おはよう」とそんなんでいいけど、喋る事なくても一緒に側に居てられるのか。
僕自身がそれを出来るかは未知数だけどね。

#エッセイ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?